江戸東京博物館

【東京都墨田区】

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どんなところ?

今回ご紹介する「江戸東京博物館」は、江戸東京の歴史と文化を振り返り、未来の都市と生活を考える場として1993年にオープン、改修工事のため休館していましたが、2026年3月31日にリニューアルオープンしました。
今回のリニューアルでは、常設展示スペース冒頭にあたる6階に、1800年代の木製の日本橋を原寸大で再現し、江戸時代にタイムスリップしたかのような導入に。ほかにも津山藩の「大名駕籠」や「芝居小屋・中村座」、昭和初期に活躍した「輪タク」や「同潤会代官山アパートメント」など、実際に乗ったり中に入ったりして体感的に楽しめる展示物が増えました。これに従来からの当時の生活を現す様々な展示物や、街並みを再現した精巧な縮尺模型により私たちが生まれる前の暮らしぶりを学ぶことができるようになっています。
今回は常設展示の内容を中心に、新しくなった「江戸東京博物館」の魅力をご紹介いたします!

江戸城や江戸の町の再現する6階「江戸ゾーン」

常設展示室のある6階に入ると、まず目に入るのが冒頭でご紹介した「日本橋」。この擬宝珠(ぎぼし)という飾りの一部は、現存する当時のものを使用されているそうです。この橋を渡った先には、寛永時代(1624〜1644年)の日本橋付近や、大手門前にあった福井藩の大名屋敷を再現した縮尺模型を展示。このふたつは、同縮尺でほぼ同じ広さの地域を再現していて、当時の江戸の庶民がいかに密集して暮らしていたかを知れるようになっています。
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日本橋の北詰エリアを約1500体の人形を使って再現。一体一体資料に基づいて再現された人々の姿から、当時の様子を感じ取れます。

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現在の岡山県にあった津山藩の藩主が使用していた駕籠の複製品。実際に乗れるので、大名気分が味わえますよ!

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展示物には、説明文だけでなく、モニターを使って実際にどのように使われていたのかがわかる解説もあり。

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こちらは第13代将軍・徳川家定の生母・本寿院が乗った「女駕籠」(非展示の場合あり)。蒔絵を使った豪華な作りに注目。

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江戸の庶民へ時刻を知らせていた「時の鐘」。1626年に江戸城内から日本橋本石町に移されたものの複製品。

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スマホを使った音声ガイドは、13言語に対応。タッチパネルでの解説も多言語に対応し、海外からのお客様にも好評です。

庶民の暮らしから芸術・祭まで江戸文化を網羅する5階「江戸ゾーン」

5階「江戸ゾーン」の展示は、江戸の庶民生活にスポットを当てたもの。なかでも、幅約20メートルの芝居小屋の正面部分を原寸大で再現した「芝居小屋・中村座」は、リニューアルによって中に入ることも可能に。
町人が暮らしていた長屋も原寸大で復元され、人形で再現された職人や寺子屋など当時の暮らしぶりを見られるだけでなく、実際に中に入ってその広さを体験できます。
このほか、町火消しの纏(まとい)や肥桶(複製品)を実際に振ったり担いだりできる展示でも、当時の暮らしを実体験できます。
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江戸の庶民の多くが暮らしていた長屋を再現。実際に入って、その広さを体験できます。

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火事の際に町火消しが掲げていた纏(複製品)は、実際に手に持てます。重量約15キログラムなので扱いにご注意を。

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役者や力士、美女などの「錦絵」と呼ばれる多色刷りされた絵が販売されていた「絵草紙屋」。現代でいうブロマイドや待受画像です。

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江戸時代のファストフードだった天ぷらの屋台。野菜や江戸前で捕れた魚などを揚げて、その場でいただくスタイルでした。

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原寸大で再現された江戸時代の芝居小屋「中村座」は、リニューアルによって中に入れるように。

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江戸の庶民の娯楽だった歌舞伎などの芝居。人気演目の「助六」をテーマに、登場人物がそろった架空の舞台を再現。

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江戸時代末期に神田祭で曳かれていた須田町の山車(だし)を再現。上に乗っている人形は、三国志の英雄・関羽です。

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神田祭の山車をはじめ、一部の大型展示には目の不自由な方向けに点字のプレートと、ふれられるミニチュアを用意。

文明開化から戦後復興まで「東京」の歴史をたどる「東京ゾーン」

5階の「江戸ゾーン」から、日本橋をくぐった先にあるのが「東京ゾーン」です。ここでの目玉は、館内に原寸大で再現された明治時代の「服部時計店」。銀座4丁目の交差点に面し、時計塔を備えた特徴的な建物は、銀座のシンボルとして親しまれたもの。その周囲には、人力車や輪タクが設置され、ダルマ自転車は実際にまたがれるフォトスポットに。
また、再現された「同潤会代官山アパートメント」や「ひばりが丘団地」からは、震災や戦後の復興を支えた市民生活がうかがえます。
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明治時代に建築された洋風建築の「鹿鳴館」の再現模型。20分間隔で天井が開き、館内で行われている舞踏会の様子を楽しめます。

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江戸時代の「行灯」、明治時代の「石油ランプ」、昭和初期の「電灯」の明るさを比較体験できるコーナーも。

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1885年の再整備を経て、トラやペンギンなどの珍しい動物の展示なども行われた「浅草花屋敷」。その門を再現しています。

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1890年に落成して、日本初のエレベーターが設置されていた「凌雲閣」。「浅草十二階」と呼ばれ、浅草の名所として親しまれました。

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日本初の公営乗合自動車「円太郎バス」の実物車両。関東大震災で市営電車が使えなくなった市民の足として活躍しました。

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復興集合住宅として建設された「同潤会代官山アパートメント」を再現。窓枠など、一部は実際に使われたものを使用しています。

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明治10年ごろに作られた銀座煉瓦街。関東大震災で失われましたが、1988年に発見された実物の煉瓦壁を展示。

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常設展示の最後にある「和洋折衷住宅」。大正時代に建てられ、昭和12年に改築された建物の一部を移築して再現しています。

伝統料理から洋食まで日本の食を楽しむ「和ダイニング こよみ」

「江戸東京博物館」内レストラン「和ダイニング こよみ」では、天ぷらや寿司、そばなどの日本料理から、西洋文化と融合したすき焼きや洋食などをいただけます。企画展などに合わせて、期間限定メニューも提供しているので、展示を観た感想などを話しながらいただくのにぴったりです。
なお、こちらのレストランは博物館のチケットがなくても入店できますので、両国観光の際にもご利用ください。
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あさりの炊き込みご飯「深川めし」に、焼き魚や玉子焼き、揚げ物などをのせた「深川めしのせいろ弁当」(1400円)。

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「具だくさんの東京雑煮」(1100円)は、ゆずの香りが効いたつゆに、お餅やつみれ、かまぼこ、野菜などたくさんの具が。

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日本橋の「榮太樓總本鋪」のあんこを使ったあんみつに、バニラアイスやフルーツを乗せた「お江戸クリームあんみつ」(850円)。

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「東京産たまごのプリン黒蜜バニラアイス添え」(850円)にも「榮太樓總本鋪」のあんこを使い、和と洋のマリアージュ。

【「和ダイニング こよみ」店舗データ】

  • 営業時間
    11:00〜20:00(ラストオーダー19:00)
    (ランチ11:00〜15:00/カフェ15:00〜17:00/ディナー18:00〜20:00)
  • 定休日
    博物館の営業日に準じる

モデル:みづき

スポット情報
  • 所在地
    東京都墨田区横網1-4-1
  • 観覧料
    【常設展】
    一般 800円/65歳以上 400円/大学生 480円/高校生 300円/中学生以下 無料
    ※大学生には大学院生・専門学生を含む、学生・65歳以上の方は在籍または年齢を証明するものの提示が必要
    【特別展】
    各展示ごとに別途設定
  • 開館時間
    日〜金:9:30〜17:30(最終入館17:00)
    土曜日:9:30〜19:30(最終入館19:00)
  • 休館日
    毎週月曜日(月曜日が祝日の場合、または振替休日の場合は翌日)、年末年始
    ※営業日・営業時間については変更される場合あり、詳しくは公式サイトをご参照ください
  • 駐車場
    有料駐車場あり
    普通乗用車 1時間1000円・以降30分毎に500円
    バス(要予約) 30分未満無料・30分以上2時間まで3000円・以降30分毎1000円)
  • 公式サイト
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