2021年のリニューアルを機に、郷愁をくすぐる「夕日の丘商店街」をはじめ、昭和レトロの体験型テーマパークとなった「西武園ゆうえんち」。開業から75周年となる昭和100年・西暦2025年を「昭和100年大祭典」と銘打って記念イベントを開催。今回は2025年12月5日からはじまった、記念イヤーのラストを飾るイベント「ノスタルジック水族館」を中心にご紹介します。
新たにオープンした「ノスタルジック水族館」は、一見すると昭和の懐かしい風景のなかに、居間にすえられたブラウン管テレビや商店にあったカプセル自販機などを水槽に見立てて、幻想的な光景を楽しめるアトラクション。ノスタルジーをくすぐるだけでなく、持続可能な未来の水槽「アクアポニックス」など、アクアリウムの未来も見すえた展示となっています。
2021年のリニューアル後も、さらなる進化を続ける「西武園ゆうえんち」。あらためて、その魅力をご紹介します。
「昭和100年大祭典」の締めくくりを飾るのは、西武園ゆうえんちの特徴である昭和レトロな風景と、横浜八景島プロデュースのアクアリウムのコラボレーションを楽しめる「ノスタルジック水族館」です。館内は3つのゾーンにわかれており、それぞれ「アクアノスタルジー商店街」、「海原の車窓から」、「時を超えるアクアリウム」とテーマの異なる展示となっています。
なお、こちらの展示は環境に優しい紙製素材を使用して、サステナブルな展示となっているのも特徴。とても紙製とは思えない内装も見どころです。
各エリアでは昭和のノスタルジーを感じさせる風景の中に、水槽が溶け込んだ幻想的な展示が行われています。
館内の展示は紙製のエコロジー資材「段-board-」で作られています。このバスも……とても紙製には見えません!
魚が排泄した栄養の高い水を植物の水耕栽培に利用して循環させる「アクアポニックス」の展示水槽。
角質化した古い皮膚を食べるガラルファの体験水槽。入れた指の角質を食べる感触がくすぐったい!
「西武園ゆうえんち」のメインコンテンツとなっているのが、昭和のレトロな商店街を再現した「夕日の丘商店街」です。ミドル以上の世代なら子供のころに見たような、若い世代ならドラマやアニメで見たようなごくごく普通の商店街に見えますが、そこに暮らす住人達(キャスト)が織りなすショーやパレードによって、特別な体験をすることができます。
商店街のアーケードに入った瞬間から、あなたも「夕日の丘商店街」の住民のひとり。誰にもできないあなただけの思い出を作ってみませんか?
昭和の商店街をリアルに再現した街並みは、昭和世代にはなつかしく、若い世代には新鮮な景色!
商店街では、住人たちによるショーが繰り広げられます。誰のショーがどこで行われるのかは、公式サイトでご確認を。
商店街から特設ステージまで、商店街の看板娘、薫ちゃんと渚ちゃん、寫眞館のつや子ちゃんによるパレードも!
パレードでは、あなたも住人のひとりとして参加可能。みんなで歌って踊りながら「夕日の丘商店街」を行進しましょう!
商店街の「鶴龜堂」では、「所澤のせうゆ焼きだんご」や「さやま茶だんご」を販売中。おやつにピッタリですよ。
「喫茶ビクトリヤ」の名物メニューが、「クリイムソーダ(850円)」。レトロな店内でSNS映え間違いなし!
昭和のお祭りの定番だった「わなげ」や「射的」、「鬼たいじ」などのゲームで遊べるのが「夕日の縁日通り」です。テントの中には懐かしいゲームがセットされており、1回300円(宝さがしは500円)の挑戦で成績や結果に応じた景品を手に入れることもできます。
みんなで挑戦すればワイワイ盛り上がれるレトロなゲーム、「子どものころは得意だった」という腕に覚えのあるお父さんやおじいちゃんは豪華景品をゲットするチャンスかも!?
懐かしの射的(300円)に挑戦! 一発で落とせる小物を狙うか、数発使って大物狙いでいくか、ターゲット選びもポイントです。
見事景品を打ち落とすことができれば、その商品がもらえます。ゲームによって景品の入手条件は異なるのでご確認を。
園内の高台にある映画館「夕陽館」では、「ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ」と「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」の2大特撮アトラクションを体験可能! ド迫力のゴジラやウルトラマンの戦いを、真っただ中で体験できるふたつのアトラクション。お子様はもちろん、リアルタイムで夢中になったお父さん世代にもオススメ!
1階にある「キネマ売店」では、「ゴジラ」と「ウルトラマン」それぞれのここでしか買えない限定グッズも販売しています。
2021年のリニューアルオープンから「夕陽館」の目玉だった「ゴジラ」もリニューアルされ、メカゴジラも登場!
科学特捜隊の一員となって、ウルトラマンと共に最強怪獣ゼットンに立ち向かう「ウルトラマン・ザ・ライド」。
【上映スケジュール】
ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘
10:00〜(最終受付時刻13:15まで)
※上映時間・最終受付時刻は変更になる場合があります、公式サイトでご確認ください
「西武園ゆうえんち」には、小さなお子様から大人まで、幅広い年齢層が楽しめる遊具がそろっています。大きなブランコ状の「スイング・スイング」や、クルマに興味のあるお子さま向けの「ジャングル!ドライブ」など、ファミリーにオススメ! 「西武園ゆうえんち」との縁が深い手塚治虫の名作とコラボした「アトムの月面旅行」や「レオとライヤのジャングルダンスパーティー」などの遊具は「レッツゴー!レオランド」でお楽しみいただけます。
馬や馬車だけでなく、ライオンやカエルにも乗れる「メリーゴーラウンド」も幻想的な光景を楽しむことができますよ。
ジャングルのコースを、アクセル&ハンドルで操作する本格的なカートで走る、「ジャングル!ドライブ」。
10メートルの高さから、音楽に合わせて回転しながら上下してバウンドする「スプリング・ライド・タワー」。
「アトムの月面旅行」アトムと一緒に10万馬力のパワーで月に出発! 猛スピードの急旋回はスリル満点!
リニューアル以前から「西武園ゆうえんち」のシンボルである「メリーゴーラウンド」は、夜になるとライトアップも!
園内にある富士見天望塔の横にある「食堂車レストラン 黄昏号」は、その名の通り豪華列車の食堂車のような店内で、本格的なお料理をいただけるレストラン。モニターになっている車窓には四季折々の風景が流れ、長距離列車で旅をしているような気分に!
こちらのレストランでは、アフタヌーンティー付きのアトラクション「没入型ドラマティック・レストラン~豪華列車はミステリーを乗せて~」が行われており、アフタヌーンティーと共に食堂車を舞台にしたイマーシブショーが楽しめます。
扉を開けて店内に足を踏み入れれば、そこには豪華列車の食堂車のような光景が広がっています。
車窓には、駅を出発すると建設中の東京タワーや桜の咲く川辺の風景、雪景色など様々な風景が流れていきます。
ふんわりと焼きあがったハンバーグを濃厚ソースでいただく「ハンバーグステイク ドミグラスソース(2200円/パンスープ付)」。
ミニハンバーグにエビフライ、チキンライスと子どもが好きなものを盛り合わせた「お子さまランチ(1500円/リンゴジュース付)」。
「西武園ゆうえんち」のおみやげに、昭和レトロの雰囲気満点なお菓子や雑貨をどうぞ! 園内にあるお店の看板をプリントした「西武園ゆうえんちサブレ(1400円/16枚入り)」は、おいしさとかわいさで一番人気! 食べ物以外なら、クリイムソーダなどをあしらった雑貨やモンチッチなど、昭和レトロを感じさせるアイテムはいかがでしょうか? ゴジラやウルトラマンのフィギュアは、お子さまだけでなく直撃世代のお父さんやおじいさんが熱中してしまうかも!?
ご近所のお子さまに配るなら、「駄菓子 夢見堂」の駄菓子をまとめ買いもおすすめです。
「萬屋雑貨店」の一番人気が「西武園ゆうえんちサブレ」。個別包装なので、職場のおみやげにおすすめですよ。
ピンク色のイチゴがかわいらしい「いちごぼんぼん(500円)」は、「駄菓子 夢見堂」で販売。いろいろな駄菓子もあります。
看板娘や駐在さん、八百屋の主人などの「夕日の丘商店街」の住人たちが「プラモデル風キーホルダー(各700円)」に。
「喫茶ビクトリヤ」の看板商品クリイムソーダも、指輪(各6000円)やイヤリング(1組990円)に。
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モデル:ラ・サールさくら