「よみうりランド」に隣接する、自然あふれる多摩丘陵の一角にオープンした、これまでにないエンターテインメント型フラワーパーク、それが「HANA・BIYORI」です。
園内は約1500平方メートルのガラス温室で常に満開の花を観賞できる「HANA・BIYORI館」と、そのまわりを囲むように季節の草花が植えられた「彩りの小路」、歴史的な建造物や文化財がたたずむ「聖なる森」、見晴らし抜群の展望を誇る「空見の丘」の4つのエリアに分かれ、花や新緑、紅葉など、四季ごとに異なる表情を見せてくれます。
さらに中心施設となっている「HANA・BIYORI館」では、光の差し込む館内を暗転。高輝度プロジェクター20台によるプロジェクションマッピングによる映像と、14.2チャンネルの立体音響が館内に咲き誇る花々と融合した、デジタルアートショーが開催されています。
また、館内ショップでは観葉植物や多肉植物の販売も行っているほか、ドライフラワーや苔テラリウムのワークショップも体験が可能。
はじめて見る花との出会いはもちろん、いままで見られなかった花の姿や表情を楽しめる、エンタメ要素満点のフラワーパークです。
「HANA・BIYORI館」に入ると、まず最初に目に飛び込んでくるのが日本最大級のフラワーシャンデリアの数々! 約300鉢のベゴニアやフクシア、カンパニュラやペチュニアなど、色とりどりの花がいつでも美しく咲く様子が見られます。そして、視線を下すと壁面にも花壇や草花でできたフォトスポットが設けられており、どこから見たらいいのか迷ってしまいまうほど!
館の中央で来場者を迎えるのが、シンボルツリーの「パラボラッチョ」。"酔っぱらいの木"を意味する名前の由来は、丸々と膨らんだ幹が酔っぱらいのお腹に似ているのが由来といわれているそうです。
陽光を取り入れるガラス温室の天井からは、色とりどりの花が吊り下げられており、まさにお花のシャンデリア。
こちらは、特徴的な花弁の形から"女王のイヤリング"と呼ばれている「フクシア」。
「HANA・BIYORI館」のシンボルツリー「パラボラッチョ」は、樹齢推定400年! ユーモラスなフォルムが目を惹きます。
壁面花壇にも季節の花々が飾られており、SNSにアップするのにピッタリなフォトスポットがいっぱいあります。
「HANA・BIYORI館」では、温室の花々はそのままに、館内を暗転させ、プロジェクションマッピングによるデジタルアートショーが開催されています。
映像を投影するのは壁や床だけでなく、フラワーシャンデリアや壁面花壇、シンボルツリーの「パラボラッチョ」までが演出の中に組み込まれ、花や植物とデジタル映像が融合した「ここでしか見られないエンターテインメント」になっています。
このアートショーは四季によって内容が異なるうえに、観客の感情を読み取り、エンディングが分岐する「マルチエンディング」を採用。皆さんの感情が、どんな影響を与えるのかお楽しみに!
高輝度のプロジェクターを20台使用し、広い館内いっぱいにデジタル映像が投影されています。
プロジェクションマッピングの映像と天井や壁面の草花が融合し、その瞬間にしか見られない光景に!
屋外では、南に広がる「四季の庭」に約1万5000本の花が植えられており、「よみうりランド」オリジナル品種のサクラ・多摩緋桜やウメ、ユキヤナギなどと共に、季節の花が咲く様子が見られます。また園内を流れる小川は石橋や滝につながっているほか、初夏にはゲンジボタルやヘイケボタルを鑑賞できる絶好のスポットに!
草木についたつぼみのふくらみや木々の紅葉など、都市部の生活では忘れてしまいがちな、日本の四季を感じられる園内になっています。
約1万5000本の花々が植えられた「四季の庭」。季節ごとに見ごろを迎える花が咲き、違った表情を見せます。
まるでお花のドレスを着ているような写真が撮れる花壇。屋外にも、こうした撮影スポットが用意されています。
「HANA・BIYORI」のもうひとつの見どころが、希少な建造物の数々。「聖なる森」エリアには、京都御所から移されたとされる「聖門」をはじめ、国の重要文化財に指定されている「妙見菩薩像」や「聖観世音菩薩像」が展示されています。
また「釈迦如来殿(パゴダ)」には、現在のスリランカ政府から贈られた仏舎利(お釈迦様のお骨)と、現在のバングラデシュ政府から贈られた聖髪(お釈迦様の髪の毛)を安置。内外の貴重な建築物や美術品を見られる場所でもあります。
「釈迦如来殿(パゴダ)」には仏舎利と聖髪の両方が収められており、これは世界的にも貴重な場所となっています。
高台になっている「空見の丘」からは、晴れた日には東京タワーやスカイツリーが見える絶景スポット!
「HANA・BIYORI館」にある「かわうそびより」では、4頭のコツメカワウソたちの暮らしを間近に見られます。森の木陰をイメージした空間の中、洞窟プールやスロープなどを使って元気いっぱいに遊びまわる姿は愛嬌満点! スタッフにもらったごはんを器用に食べる姿も、ぜひ一度ご覧ください。
※コツメカワウソのえさやり(有料)やステージはコロナウィルス感染拡大防止のため休止中です
「HANA・BIYORI館」の中には「スターバックス」が出店しており、館内のカフェスペースで飲食が可能です。飲食スペースは室内緑化のプロ集団「parkERs(パーカーズ)」によるデザインとなっており、「水のある場所は、人が集まる場所になる」をコンセプトに、アクアリウムと植栽を融合した他にない空間となっています。中でも、沖縄の海を彩る海水魚が泳ぐ長さ8メートルの海水水槽越しに見える、フラワーシャンデリアは幻想的な光景! 水草を中心とした水槽と植栽による、水中と地上の緑のコラボレーションにもご注目を!
日本では初めて、「スターバックス」の看板を本物の植物で表現。巨大な海水水槽とのコラボレーションも特徴的です。
アクアリウムを目の前で鑑賞できるカウンター席。淡水と海水、2つの水槽があり、色とりどりのサカナが泳ぎます。
個性的な花や緑を鑑賞したら、ご自宅にも植物が欲しくなるはず! そんな心を満たしてくれるのがこちらの「shop charm」です。ここでは指先ほどの小さなサボテンから、2メートル以上ある観葉植物まで、様々な植物を販売しています。お世話の仕方もスタッフが丁寧に教えてくれるので、不安があればご相談を。
また、こちらではドライフラワーのアレンジメントや流木や苔でガラスケースの中に一つの世界を作り上げる苔テラリウムのワークショップも受付しています。
大小さまざまな観葉植物や盆栽、多肉植物に苔玉などなど、サイズも種類も豊富な植物を販売しています。
奥に見える、樹齢約400年(!)のオリーブの木も販売していました!! 1点モノなので売り切れているかも?
ドライフラワーや苔テラリウムのワークショップも開催。定員があるので、お申し込みはお早めに!
好きなドライフラワーを使ってアレンジメントを制作。初心者には、スタッフの方にアドバイスをもらいましょう。
「HANA・BIYORI」のオリジナルグッズは「おみやげびより」で販売しています。中でも、いろいろなお花がプリントされている「花図鑑ラングドシャ」は、来園の記念にもご近所や職場へのおみやげにもピッタリな逸品。パッケージにもお花のイラストと名前が入っているので、お花に興味を持ったお子様にはプチ植物図鑑にもなります。
また、「HANA・BIYORI」の人気者・コツメカワウソのグッズでは、定番のぬいぐるみやもちろん、花とコツメカワウソをあしらった文具や日用品は、大人の女性にも喜ばれるデザインです。
35種類の草花と「HANA・BIYORI」のロゴがプリントされた「花図鑑ラングドシャ(900円)」は、おみやげにオススメ!
ぬいぐるみの背中にあるファスナーを展開すると、左のクッションにもなる「変身カワウソクッション(2500円)」。
モデル:齊木彩乃(ツインプラネット)