まるあ中華そば

【埼玉県戸田市】

今回は、国道17号を蕨方面から戸田橋方面へ南下、「戸田市役所入口」の交差点を右折して市役所南通りを約1キロメートル進んだ左手、高架下の商業施設「ConecToda」の中にある「まるあ中華そば」をご紹介します。
こちらの「まるあ中華そば」は、以前この連載でも紹介している戸田市の人気店である「麺屋あがら」の2号店。和歌山県出身の店主・阪上晴郎さんが「麺屋あがら」で提供している“井出系”と並ぶ和歌山ラーメンの2本柱“車庫前”系のラーメンのお店を構想していたところ、2025年4月にオープンした「ConecToda」への出店の話が持ち上がり、新店のオープンの運びとなりました。
店内は赤いテーブルが目を引く内装ですが、こちらも阪上さんが地元で通っていた車庫前系のお店をイメージした配色で、昔ながらの町中華を連想させるノスタルジックな趣き。それもそのはず、和歌山ラーメンは元々路面電車の車庫前に並んでいた屋台のラーメンを発祥としており、そこで生まれた車庫前系ラーメンの方が古く、そこから井出系が派生したという流れ。そんな故郷の味を阪上さんなりに研究し、試行錯誤した末に生まれたラーメンは、その確かな味わいで各種ラーメンメディアでも上位にランクインする高い評価を得て、一躍埼玉屈指の人気店となっています。
少し面白いのは、こちらの「まるあ中華そば」でも、「麺屋あがらの豚骨中華そば」(950円)を提供している点。じつはこの2店舗は歩いて10分ほどの距離にあり、行列店となった「麺屋あがら」のお客さんからの「なかなか入れない」という声に応えるための受け皿という狙いもあるのだそう。このため、1つのお店で井出系と車庫前系の2種類の本格和歌山ラーメンをいただけるのも特徴で、連食可能な胃袋をお持ちなら違いを食べ比べてみるのも面白いかもしれません。
新店舗も高い評価を得ている阪上さんに、今後の展望についてうかがったところ「和歌山はイノブタ鍋が有名で紀州うめどりという地鶏もあるので、そういった食材を使ったものもやってみたいな、と思っています」と故郷への思いを馳せると、「せっかく和歌山出身の僕がここにいるので、何か和歌山への恩返しであったり、第二の故郷となった戸田、埼玉のみなさんにおいしいものを食べてもらえるきっかけになればな、と思います」と、現在の地元となった埼玉への思いも語っていただきました。
和歌山と埼玉、2つの故郷のために腕を振るう阪上さんの和歌山ラーメンの味を、「まるあ中華そば」でぜひお試しください!

キレの良い濃厚しょう油豚骨スープが特徴の和歌山・車庫前系!

今回は「まるあ中華そば」のおすすめ「和歌山車庫前系 中華そば」(980円)をいただきました。
提供された器には、和歌山ラーメンの象徴ともいえる花の形をしたカマボコを中心に、3枚のチャーシュー、ネギ、メンマを円形に配置。「麺屋あがら」のラーメンとよく似たレイアウトですが、スープの液面から麺が透き通って見える点が大きく違います。スープにレンゲを差し込むと、褐色のスープが流れ込んでいかにも濃厚そうな見た目に。そのまま一口いただくと、濃厚な豚骨のコクのあるうまみとしょう油のまろやかなうま味が口いっぱいに広がります。おもしろいのは後味で、スープが口の中にある間は芳醇なうま味を感じさせがらも、飲み込んだ瞬間にしょう油の香りが鼻に抜けるのと共に、うま味もスッと消えるような切れ味のよさ! これはげんこつのみを使った清湯スープを毎日毎日継ぎ足しながら熟成させ、完成させるまでに「試行錯誤を重ねながら、半年ぐらいかけて育てた」(阪上さん談)というスープと、和歌山県で100年以上の伝統を持つカネイワ醤油の「天然醸造醤油」をベースに車庫前用にブレンドしたタレの素性の良さによるものでしょう。
そんな切れ味抜群のスープに合わせているのはストレートの細麺。やわらかめにゆでた麺がスープの味としっかり馴染み、噛むとスープの中から小麦の味わいが広がってくるようで、幅広い世代におすすめしたい“ノスタルジックな中華そば”の感覚も味わえます。それでいて、ふた口、三口と食べるごとに鮮烈なうま味を楽しめる今風の味が両立しているのが高い評価を受けるポイントといえそうです。
トッピングでは3枚乗った豚バラチャーシューが目を引きます。一見「麺屋あがら」と同じと思わせますが調理方法が違い、こちらはしっかり目の味付け。やわらかめの麺の合間に肉のテクスチャーが際立つ構成で、コリコリとした繊維質をしっかりと感じさせるメンマと共に食感の違いを引き立ててくれています。
埼玉や首都圏ではあまりなじみのない“車庫前系ラーメン”ですが、しょう油と豚骨の濃厚さと切れ味の良さは、メディアでの評価にも納得の美味しさ。絶品の和歌山ラーメン「和歌山車庫前系 中華そば」を味わいに、ぜひ戸田市へ足をお運びください!

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清湯をベースにしょう油のタレを合わせたスープは、濃厚な味わいを持ちながらもキレの良い後味に。

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ストレートの細麺は、車庫前系の特徴であるやわらかめで提供。まずは本場のゆで加減からお楽しみください。

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豚バラのチャーシューは「あがら」と部位は同じでも、作り方を変え濃い目の味付けでくっきりとした輪郭に。

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ごはんの一粒一粒が口の中でハラリとほぐれる「焼きめし(小)」(400円)は、カエシを使った濃厚な味付け。

スポット情報
  • 所在地
    埼玉県戸田市新曽199-1 ConecToda内
  • 営業時間
    11:30〜15:00(L.O.14:45)/18:00〜21:00(L.O.20:45)
    ※食材切れのため早仕舞いの可能性あり
  • 定休日
    月曜日
    ※詳細は公式SNSでの告知を参照
  • 駐車場
    駐車場なし(近隣に有料駐車場あり)
  • 公式X
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