中華そば 十目一八食堂

【埼玉県越谷市】

今回ご紹介するのは、旧日光街道から東武スカイツリーライン・大袋駅方面に入って約400メートルの場所にある「中華そば 十目一八(とめいちや)食堂」です。店主の伊藤眞哉さんは、県内の有名ラーメン店で店長を務めたのちに独立、2020年10月にこのお店をオープンしました。
伊藤さんにお店のこだわりを伺ったところ、「地元から愛されるお店作りです」と即答。「うちはローカルな立地なので、地元のお客様に愛されないとやっていけませんから」と、なによりもまず“地元から愛されるお店作り”を意識しているようです。その言葉を証明するように、ラーメン店としては珍しくベビーカーでの入店(店内では折り畳みの必要あり)やお子様用カトラリーの提供(セルフ式)に対応、高校生・大学生には替玉をサービス(ラーメン類を注文の場合、つけ麺は不可)などのサービスが充実。掘りごたつの座敷席があるのも、足元に不安のあるご年配のお客様にとっては嬉しいポイントと言えそうです。
提供しているレギュラーメニューは「濃厚中華そば」と「淡麗醤油そば」の2種類のしょう油ラーメンに、「塩かけそば」と「七種節の昆布水つけ麺」の4種類。すべての麺には自家製麺を使用しており、ベースのスープもそれぞれのラーメンに合わせて作るこだわりようで、サービスだけでなく味の面でも一切の手抜きはありません。なにより驚きなのは、レギュラーメニューのラーメン一杯が900円以下、「塩かけそば」にいたっては580円という価格設定の安さ(2024年1月現在)。都市部より賃料は安いとはいえ、自家製麺を使ったこだわりのラーメンがこの値段というのは特筆モノと言えるでしょう!
最後に伊藤さんに今後の目標を伺ったところ、「“大袋といえば中華そば 十目一八食堂だよね”、と言われるような地元の代表にあげられるようなお店にすることですね」と、笑顔でお答えいただきました。
地元に愛されるお店作りで、新たな大袋名物を目指す「中華そば 十目一八食堂」。ぜひご自身でその上質なサービスと味をお確かめください!

魚粉の香りをまとって口へ滑り込む色鮮やかな翡翠麺が止まらない!

今回、「中華そば 十目一八食堂」の人気メニュー、「七種節の昆布水つけ麺(900円)」をいただきました。
まず目を引くのは琥珀色の昆布水に浸された色鮮やかな翡翠麺。生地の中にほうれん草を練り込み宝石の翡翠(ヒスイ)に見立てた中華料理の技法をつけ麺に応用したもので、その美しさには思わずため息が漏れてしまうほど。翡翠麺をひとすくいして口に含めば、昆布と小麦の旨味に加え、ほうれん草の甘味がほのかに感じられます。昆布水にはがごめ昆布と釧路産の長昆布を使い、ほどよい粘りと旨味で麺の特徴を消さないようになっています。
翡翠麺をつけダレにさっとくぐらせて口に含むと、節系の旨味と香りが口いっぱいに広がり鼻から抜けていくよう。太めの翡翠麺は非常になめらかで、昆布水のトロみもあってツルツルと口の中へと滑り込むすすり心地が快感に。魚介系のファーストインパクトのあとから動物系の旨味が顔を出しはじめ、つけ麺らしいむっちりとした翡翠麺のかみ応えを楽しむうちに、染み出す小麦の旨さとつけダレの動物系の旨味が融合して、炭水化物と動物系素材の組み合わせによる満足感が口から脳へと伝わっていくかのよう。麺に載せられた刻み昆布のコリコリと、つけダレに浮かべられた揚げタマネギのサクサクとした食感は、極太のメンマと共に翡翠麺のなめらかさをさらに際立たせる名脇役となっています。
トッピングでは低温調理で柔らかに仕上げた大判チャーシューが2枚載せられ、鮮やかなピンク色が翡翠麺の緑色をさらに引き立てる効果も。さらにつけダレの中にもブロック状に刻まれたチャーシューが沈んでおり、“特製”や“肉増し”でもないのに2種類の異なる味わいを楽しめるのも嬉しいポイント。
このまま一気に食べ進めたくなるところですが、絶対に見逃さないでいただきたいのが卓上調味料にある生七味。鮮烈な辛味と爽やかな香りが、魚介系や動物系の味に慣れてしまった口の中をリセットして、再び一口目のインパクトを楽しむことができます。
華やかな見た目だけに終わらない、むしろそれ以上のインパクトを味わえる「中華そば 十目一八食堂」の「七種節の昆布水つけ麺」、ぜひその目と舌でご堪能ください!

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ほうれん草を練り込んだ翡翠麺は、なめらかな舌触りともっちりした食べ応えでつけ麺用の麺としてしっかり最適化。

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口に含んだ瞬間に節系の香りが鼻に抜けるつけダレ。鶏のボディもしっかり効いて、昆布水をまとった麺を受け止めます。

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ピンク色に染まった低温調理のチャーシューは、つけダレにや昆布水にさっと通していただくと2通りの味わいが楽しめます。

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ジューシーな肉餡がたっぷり詰まった「大判手包み餃子(2個200円/4個390円)」。皮のカリカリ&モチモチ食感も魅力。

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