2023年8月25日 【埼玉県さいたま市浦和区】
今回はJR北浦和駅西口を線路沿いに南東へ進むこと約200メートルにある、「柳麺 呉田」をご紹介します。
店主の中野憲さんは元々神戸の出身で、高校時代のアルバイトをきっかけにラーメンの道を志したそうです。そんな折、東京へ遊びに出てきたときに食べたラーメンに衝撃を受け、修行先のお店も決まらないまま上京。折よく従業員を募集していた東京の名店「ちゃぶ屋」に入社、知遇を得た「六角家」の社長の下でも修業を重ね、2015年に独立して「柳麺 呉田」をオープンしました。
レギュラーメニューは醤油らーめん、塩らーめん、つけ麺、油そばの4種類を用意。それぞれの麺ごとに8種類の国産小麦粉の配合を変えるこだわりで、ラーメンメディアの新人賞を受賞するなど、オープン当初から高い評価を受けています。また冬季限定で「味噌呉田 life」という味噌ラーメン専門店の“二毛作”営業も行っており、SNSではこちらも営業開始を待ち望む声がよく見られます。
こうした営業や限定メニューの開発は手間もコストもかかるはずですが、どのようにして決めているのかを中野さんに伺ったところ、「僕が食べたいと思うラーメンを出して、自分が居心地がいいと思うお店にしています。お客様目線じゃなくて、僕目線ですね」と笑って答えてくれました。文字にすると傲慢な言葉にも思えますが、中野さんの話し方やお店を見れば今でも“ひとりのラーメン好き”の心を持っているが故に出た言葉だとわかります。新たな食材で期間限定メニューを開発するのも、お子様向けにサービスのお菓子を用意するのも、常に「何がお客様に喜ばれるか」というアンテナを張り続ける“自分”という軸があるからこそ、ブレることなく必要なサービスを展開できているのでしょう。
最後に中野さんに今後の目標を聞いたところ、「自分がいいと思うものを取り込んでブラッシュアップして、1年でも長くお客様の喜ぶ顔を見続けたいですね」と、真剣なまなざしで答えてくれました。
常に一歩先を目指し、真摯にラーメンと向き合い続ける「柳麺 呉田」の味とサービスを、ぜひお試しください!
今回は「醤油らーめん(950円)」に追加のチャーシューと味玉をトッピングした、「特製醤油らーめん(1300円)」をいただきました。
東京のしょう油ラーメンに感銘を受けたというだけあって、見た目は琥珀色のスープにストレート麺のオーソドックスなスタイル。しかしスープを一口いただくと、非常にまろやかなしょう油と動物性の旨味が歩調を合わせるかのように口内に浸透していく感覚は、一般的な東京ラーメンとはまったくの別物。中野さんが「僕が関西出身のせいか、色々試していくうちに西日本の食材が集まっていったんです」と言うように、カエシには和歌山の濁り醤や樽仕込み醤油、兵庫の生濃口と生薄口などをブレンドして使用。量産品にはない丸味を帯びた味わいが、スープに使った近江シャモやみやざき地頭鶏、国産豚ひき肉などの力強い動物性食材の旨味を包み込んでいるかのよう。特定の食材が突出することなく、といって全体がぼやけることもない重層的なスープは、ほのかな酸味がキレも良く二口目、三口目を誘います。
このスープに合わせて粉の配合からこだわったのが、中細ストレートの自家製麺。スープを含ませるとするすると喉へと進む食べ心地は、まるで“のどで味わう”日本そばのよう。歯切れの良さを楽しめば、鼻へと抜ける小麦の香ばしさがスープの味と相乗効果をいかんなく発揮して、このスープのために生まれた麺だと実感するでしょう。
トッピングに目を向けるとこちらも非常に豪華! 通常の「醤油らーめん」にも乗る豚バラチャーシューに加えて、しっとりジューシーに仕上がった鶏チャーシュー、弾力のある肉感と野趣に溢れた脂の鴨チャーシュー、しっとりとした肉質とほんのり香ばしい焼き目の吊るし焼きと、個性の異なる4種類のお肉がトッピング。いかに“特製”とはいえ、チャーシューだけで4種類というのはなかなか見られません。
味玉もしっかり半熟に仕上がりハシで割れば黄身がトロ~リ、厳選されたであろう極太のメンマはコリコリした食感が楽しめ、切り方を変えた白髪ネギと青ネギなど、器の中の食材すべてに並々ならぬこだわりが感じられます。
西日本の厳選食材を知り尽くした職人が、名店仕込みの丁寧な仕事で創り上げた「柳麺 呉田」の「醤油らーめん」、しょう油には一家言ある埼玉県民にもオススメの味ですよ!
彩の国ラーメン紀行
中華そば専門 とんちぼ
【埼玉県日高市】
曼珠沙華の名所・巾着田のすぐ近くにある「中華そば専門 とんちぼ」。学生時代にラーメンに出会いその魅力にとりつかれた店主が生み出した「家系と和風醤油のハイブリッド」の味が楽しめます!
彩の国ラーメン紀行
ラーメン ジライヤ
【埼玉県本庄市】
本庄市の人気G系ラーメンを訪問! 個性が強い超極太な自家製麺を中心に、器からはみ出るほどのチャーシューや、濃厚ながらマイルドなスープを組み合わせ、独自の境地に達した一杯が楽しめます。
彩の国ラーメン紀行
西山屋
【埼玉県飯能市】
飯能市の住宅街にある「西山屋」をご紹介! 土日祝日のみの営業ながら、ラーメン以外のメニューも豊富で、全国各地からお客様が集まる名店です。
彩の国ラーメン紀行
中華そば 深緑
【埼玉県東松山市】
人気店「中華そば 四つ葉」の店主がオープンした別店舗をご紹介。人気店の枠組みを気にすることなく、好きな食材だけを使ったラーメンを生み出したい、という店主の探究心が凝縮された一杯が楽しめます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
|
定休日
イベント日
臨時休業
■イベント日 ■定休日 ■臨時休業日
このWEBマガジンは、ネッツトヨタ埼玉の各種キャンペーンやクルマに関する情報の配信をご了解いただいた方に向けてお送りしております。
フィーチャーフォン(従来型携帯電話)でご登録の方は、コンテンツを閲覧できない場合がありますので、予めご了承願います。
配信先変更、配信停止などは、こちらよりお願いします。
お使いの機種や動作環境によって、お名前が文字化けする場合があります。その際は、下記【ネッツトヨタ埼玉 Webマガジンサポート】までご連絡をお願いいたします。なお、登録時のアドレス以外でご連絡いただいた場合、修正対応ができない場合がありますので、ご注意ください。
■ネッツトヨタ埼玉ホームページ
https://saitama.netz-toyota-dealer.jp/
■お問い合わせ
ネッツトヨタ埼玉 Webマガジンサポート
webmag@netz-saitama.com