毎年恒例のカスタムカーの祭典・東京オートサロン。41回目を迎える今回は、1月13日～15日の3日間、昨年より5万人増となる17万9434人を動員しました。今回も会場となった幕張メッセから、TOYOTA GAZOO RacingとMODELLISTAのブースを中心に、現地の模様をご紹介します！

TOYOTA GAZOO Racingのブースは、コンセプトカーとカスタマイズカー、レースカーを中心とした展示。新型車の展示はなく、オートサロンのテーマに沿った展示内容となっていました。

展示の目玉は、2台のAE86！　もちろんただの86ではなくて、初披露となるコンセプトモデルです。CO2問題に向き合うにあたって、「クルマ好きを誰ひとりおいていかない」をテーマにしたコンセプトカーとなっていて、来場者にも大人気でした。

初披露となるGRヤリスのスペシャルモデルも展示。2021年と2022年、それぞれWRCのドライバーズタイトル獲得したセバスチャン・オジエ / カッレ・ロバンペラが監修したスペシャルモデルGRヤリス RZ “High-performance・Sébastien Ogier Edition Concept”と、GRヤリス RZ “High-performance・Kalle Rovanperä Edition Concept”が展示されていました。こちらのモデルは、市販予定となっていて、発売時期と車両詳細は今後発表予定とのこと。また、購入者には、WRC競技車両へその証の掲載、セバスチャン・オジエ / カッレ・ロバンペラとの懇談機会の提供を検討中とのことで、今後の展開が楽しみですね。

今回のオートサロンで大注目となっていたのがMODELLISTAブース。というのも、新型プリウスが3台展示されていたからです！　そのうち2台は、3月に発売予定のモデリスタパーツを身にまとったドレスアップカー。MODELLISTA NEO ADVANCE STYLE と MODELLISTA ELEGANT ICE STYLE。さらにブース中央には、ノーマルの最上級グレードZも展示。こちらは、乗り込むことが可能で、多くの人の注目を集めていました。ノーマルとモデリスタカスタマイズモデルを、間近で比較できるのも魅力的！

印象的なシグネチャーイルミ（常時点灯LED）が装着可能なフロントスポイラーが目を引くNEO ADVANCE STYLE。ダイナミックかつ独創的なフォルムが魅力の、エモーショナルスタイルの1台です。

すっきりとしたシルエットが上質感を漂わせるELEGANT ICE STYLE。洗練されたエレガントなフォルムが魅力的です。

TOYOTA GAZOO Racingの向かいのトムスブースでは、新型クラウンとGRヤリスを展示。開発中のプロトタイプモデル CROWN CROSSOVER TOM'S デザインver.は多くの人の注目を集めていました。高評価を受けて、TOM'S Racing公式Twitterでは「ここまで期待されると作らない訳にはいきません」とコメント。正式な発売が待ち遠しい1台でした。
そのおとなりには、TOM'S GR YARIS。2020年の発売から大人気のGRヤリスにトムスならではのエアロパーツを装着した1台です。ユーザーが多いこともあって、多くの問い合わせがあった1台とのこと。

昨年に続き東京オートサロンと併催されていたTOKYO OUTDOOR SHOW 2023。アウトドアを取り巻く最先端のギアが展示されたほか、各地のアウトドアフィールドも出展するイベントです。今回こちらには、トヨタとレクサス、ダイハツなどの車両も展示されていました。なかでも目を引いたのは、「CROWN OUTDOOR CONCEPT」。クラウン クロスオーバーをベースにしたコンセプトカーで、車高がアップのほか大径のオールテレーンタイヤ、ルーフキャリアを装着。迫力と高級感が絶妙なバランスに仕上がっていて、クラウンの新たな可能性を感じさせる1台となっていました。

昨年は来場人数を制限しつつの開催だった東京オートサロン。今年は制限なしで開催されたこともあり、多くのお客様が来場。大盛況のイベントとなりました。来年はどんな魅力的な車が見られるか、いまから楽しみですね！　来年の東京オートサロンは、2024年1月12日（金）～14日（日）で開催予定です。みなさんいまから予定をあけて、楽しみに待ちましょう！