2年ぶりの開催となった東京オートサロン。40回目を迎える今回は、1月14日〜16日の3日間、入場者数に制限を設けながら12万人を動員しました。今回も会場となった幕張メッセから、TOYOTA GAZOO RacingとMODELLISTAのブースを中心に、現地の模様をご紹介します！

TOYOTA GAZOO Racingのブースは、トヨタ自動車のスポーツブランドらしく、競技車両やスポーツ系のコンセプトモデルを中心とした展示でした。レースでの華々しい実績のディスプレイに加えて2022年の参戦体制の発表も行われるなど、スポーツイメージを全面に押し出した展示となっていました。

ブース中央で異彩を放っていたのがGR GT3 Conceptです。GRヤリス同様、モータースポーツ用の車両を市販化することを目的とされた競技専用車両のコンセプトカー。展示車両はモックアップでしたが、市販化を視野にいれているプロジェクトなので、今後の動向に注目です！　動画では、GR GT3 Conceptに込められた熱い思いが確認できますので、ぜひチェックしてくださいね！

東京オートサロン2022で発表された目玉モデルのひとつがGRMNヤリス。この車は、2020年９月の発売以来大人気のGRヤリスのフルチューンモデル。GRヤリスによる、スーパー耐久シリーズや全日本ラリー選手権などへの参戦により蓄積された経験を反映して、さらなる高みを目ざして開発されたモンスターマシンです。
GRMNヤリスには、ベースモデルに加えて2種類の魅力的なパッケージを用意。GRMN YARIS Circuit packageは、大径のホイールや強化されたブレーキやショックアブソーバー、カーボン製のリヤスポイラーなどを用意。GRMN YARIS Rally packageは、専用のショックアブソーバーとアンダーガードや、ロールバーなどを装備しています。
限定500台とアナウンスされていて、現在は予約を受け付け中。発売は2022年夏とのことで、いまから発売が楽しみな1台です。

ブースの奥に展示されていたのがbZ4X。2022年の年央の発売が発表されている、トヨタのBEV（バッテリー式電気自動車）です。GR SPORT CONCEPTと銘打たれている車両は、環境性能と走る楽しさの両立を実現したコンセプトカー。ベース車に対して、専用のボディカラーと車高のローダウン、GRバッヂの追加や、ホイールリムの文字追加、インチアップされたタイヤにGRマーク付きのシートと、いまにも市販できそうな高い完成度が印象的。
BEV専用プラットフォームを使ったbZシリーズの第1弾bZ4X。発売が楽しみですね！

今回のオートサロンでもひときわ注目をあびていたのが、TOYOTA GAZOO RacingのおとなりのMODELLISTAブース。なんといっても新型VOXYと新型NOAHのMODELLISTA仕様がそろいぶみしていたのが圧巻でした。個性を極めた新型VOXYと王道を突き詰めた新型NOAH。両車の魅力をよりいっそう引き出すMODELLISTAのエアロパーツは必見です。

新型VOXY MODELLISTAは、エアロパーツを装備し、シャープかつ迫力ある外観が魅力！　グリルとルーフスポイラーに、それぞれイルミを搭載して個性的な外観に仕上がっています。

新型NOAH MODELLISTAも、エアロパーツを中心に装備し、より精悍な印象に。新型NOAHならではの堂々としたスタイリングとエレガンストな印象を、より上質なものにしています。

1月14日から1月16日の3日間で、12万人以上が訪れた東京オートサロン2022。記念すべき40回目のオートサロンは、残念ながら来場人数を制限しながらの開催となりましたが、充実した出展内容と多くのお客様でにぎわい大盛況のうちに終了しました。来年は、より一層盛り上がるイベントなるといいですね。次回の開催がいまから楽しみです！