富士山の裾野にある、日本最大級のサファリパークが『富士サファリパーク』です。広大なサファリゾーンは、「ライオンゾーン」や「クマゾーン」など肉食動物のエリアのほか、キリンやシマウマなど「一般草食ゾーン」、アメリカバイソンやムフロンなど「山岳草食ゾーン」と7つのエリアに分かれて、約30種類の動物たちが暮らしています。
乗り慣れたマイカーから背の高いキリンや、チーターのしなやかな走りを間近に見れば、お子様はもちろん大人もテンションが上がること間違いなし! また有料サービスとして、ガイドによる解説と金網越しにライオンやクマ、ラクダなどにエサやりをすることができる「ジャングルバス」や、通常の周回ルートとは異なるオフロードコースの走行や草食動物へのエサやりができる「ナビゲーションカー」もあり、こちらもオススメです。
このほか、「ふれあいゾーン」では、カピバラやリスザルなどのかわいい動物がたちがいっぱい!
晴れた日は富士山も間近に望め、ご家族でのお出かけにピッタリのドライビングスポットですよ。
ライオンやシマウマ、アメリカバイソンなど、それぞれの動物たちが生息する環境を再現したエリアの中を、自分のクルマで周回することができるのが「サファリゾーン」です。フェンスを隔てた場内に入れば、そこは視界いっぱいに広がる大自然! サバンナやシベリア、ヒマラヤ山脈と世界中をドライブしているような気分が楽しめます。
入園料を一度支払えば、何度でも周回できるので時間帯を変えて2周、3周とすることで、生態の違いなど1周目とはまた違った動物たちの姿を見ることができるかもしれません。
トラゾーンにいるのは、トラの中でも最も大きくなるというアムールトラ。いまや絶滅危惧種となっている稀少な動物です。
写真のヒマラヤグマのほか、テディベアのモデルになったアメリカグマ、日本にも生息するヒグマがいるクマゾーン。
ゾウゾーンでは、2020年9月30日までアジアゾウの泳ぐ姿を見るチャンス! ただし、泳ぐかどうかはゾウの気分次第!?
「サファリゾーン」には、トラックやオープンカー、キャンバストップのクルマやバイクの乗り入れはできませんのでご注意を。
側面が金網張りのバスで、ガイドによる解説を聞きながら「サファリゾーン」を周回、さらにライオンやラクダへのエサやりができるのが「ジャングルバス」です。さらに「スーパージャングルバス」は上面までが金網張りになっており、ライオンやクマを真下から見ることができちゃいます!
また、クルマ好きにオススメしたいのは、ガイド機能付きタブレットを搭載した4WD車で場内を回り、草食動物へのエサやりもできる「ナビゲーションカー」。専用のオフロードコースの通行が可能なので、より多くの動物の生態を楽しめますよ。
両サイドが金網張りのため、動物たちの声まで聞こえる「ジャングルバス」。動物たちの住む環境を肌で感じられます!
「ジャングルバス」や「スーパージャングルバス」でのエサやりでは、ほんの数センチの距離までライオンやクマと接近!!
1台あたりの値段設定なので、人数次第でお得度が変わるナビゲーションカー! ランドクルーザー プラドもありますよ。
ナビゲーションカーでは草食動物へのエサやりが可能。動物たちも間近に近寄ってくるので楽しみも倍増。
【ジャングルバス】
料金:1人1400円(3歳以上有料)
所要時間:約50分
エサあげ:クマ・ライオン・草食動物
【スーパージャングルバス】
料金:1人2100円(小学生以上 対象)
所要時間:約60分
エサあげ:クマ・ライオン・ラマ・ラクダなど
【ナビゲーションカー】
料金:6000円/1台(5人または7人乗り)
所要時間:約60分
エサあげ:キリン・ムフロン・ラマまたはエランド
『富士サファリパーク』の外周に設定された、自然豊かなコースを歩きながら動物を観察できるのが「ウォーキングサファリ」です。コース内にはいくつかの動物たちを観察できるポイントがあり、ライオンやキリン、シカなどへのエサやり(有料)をすることもできます。ウォーキングコース沿いには動物たちの豆知識が学べるパネルが設置されているほか、運が良ければ(?)コースのすぐ外に野生のシカが姿を見せることも!?
なお、コースの一部には未舗装路もあるので、スニーカーなどの歩きやすいクツがオススメです。
「ウォーキングサファリ」のルートは、樹々の生い茂る森の中に設定されています。空気が良いのでハイキング気分に!?
こちらのライオンテラスは観察用で、上の写真のエサやり体験(200円)は少し離れたライオンロックで行うことができます。
キリンテラスは、キリンの首の高さに合わせて高くなっています。長い舌を使って器用に葉を巻き取るところも一目瞭然!
高所になっている観察ポイントはどこも見晴らしが良く、一度は登ってみる価値があります。双眼鏡があるとより楽しめます。
【ウォーキングサファリ】
受付時間:3月〜10月 9:15〜14:30/11月 10:15〜14:00
料金:1人500円
対象年齢:4歳以上(3歳以下のお子様の参加も可能)
所要時間:約90〜120分
エサあげ:ライオン・シマウマ・キリン・ラマ・キョン・シカ
※それぞれ別途料金が必要(100〜200円)、時間や人数の制限あり
『富士サファリパーク』の魅力は、大型の動物だけではありません。「ふれあいゾーン」にはカンガルーやカピバラ、ウサギなどの中型〜小型のかわいい動物たちがいっぱい暮らしています。
ここでもエサやり体験(有料)を行っていますが、カバやミーアキャットなど決まった曜日や時間にしか開催していない動物もいるのでご注意を。
土日祝日と平日月曜のみ開催される、ミニチュアホースによる「サファリダービー」は、迫力満点なのでぜひお見逃しなく。勝ち馬投票券(100円)を買って1着を当てれば素敵なプレゼントが!
一見怖そうなアフリカタテガミヤマアラシですが、目をつむってエサを食べる姿がとってもかわいいんですよ。
エサをもらおうと、筒の中から必死に手を伸ばしてくるリスザルたち。しばらくすると、まるで塊のように!
ウサギのようなカンガルーのようなこの子は、「マーラ」という動物。モルモットに近いネズミの仲間なのだそうです。
ライオンの赤ちゃんを期間限定で公開中! 申し込みは公式サイトから予約を
富士サファリパークでは、2020年10月下旬までの期間限定で、ライオンの赤ちゃんを公開中です。平日は10:0〜12:00/14:00〜15:00、土日祝日は9:30〜10:00/13:00〜13:30に、ライオンの赤ちゃんたちが過ごす姿を見ることができます。
また、赤ちゃんの姿を撮影できる「撮影タイム」(1組2000円/1日15組限定/9月30日まで)や、ミルクを飲む様子の見学と記念撮影がセットになった「ミルクタイム」(1人500円[3歳以上有料]/1回30人限定/10月11日まで)も開催中。「撮影タイム」と「ミルクタイム」は予約制となっていますので、詳細とあわせて富士サファリパークのホームページからご確認ください。
かわいい動物たちのグッズがズラリと並んでいるのが、こちらの「サファリショップ」です。一番の人気は、なんといってもぬいぐるみ! 大小さまざまな動物たちのぬいぐるみが揃っているので、お気に入りの動物も見つかりますよ。
オススメは現在期間限定で公開中のライオンの赤ちゃんに関連したグッズたち。かわいい姿がプリントされたお菓子や雑貨はおみやげにぴったり。
「サファリゾーン」を走るジャングルバスのおもちゃもあるので、自分が乗ったバスと同じ形のものを買えば、この日の記念になります。
プルバックカーの「ジャングルバス(1220円)」は、ライオン・トラ・ゾウ・サイ・キングタイガーの全5種類。
富士サファリパークオリジナルの「アニマル探検隊(900円)」は、扱いやすい約4倍の双眼鏡。3種類のアニマル柄があり。
パッケージがかわいい「ベイビーライオンチョコレートクランチ(880円)」。チョコ味とイチゴ味の2種類入り。
国産小麦を100%使用した、「やさしいどうぶつビスケット(980円)」。素朴なおいしさで長く愛され続けている商品です。
土日は園内のパン工房で販売しているパンを「サファリショップ」で販売中。こちらは「仔トラのメロンパン(250円)」。
お腹がすいたら、「サファリレストラン」へどうぞ! お子様には3大アレルギー原料を使っていない「低アレルゲンキッズランチ」がオススメ。
しっかり食べたいなら、唐揚げや骨付きソーセージが乗った「富士山カレー」や、ハンバーグがトッピングされた「ワイルドオムライス(1020円)」をどうぞ。「ナンハンバーガー(480円)」や「包み焼ピザ(400円)」、「チュリトス シナモン/チョコレート(400円)」などを販売するテイクアウトのお店も! ぜひお試しください。
天高くそびえる富士山をイメージしたカレーに、豊富なトッピングが乗った、「富士山カレー」は1180円です。
アレルギーの原因となる乳・卵・小麦を使ってない、お子様に嬉しい「低アレルゲンキッズランチ(860円)」。
「三島コロッケとポテトフライ(480円)」は、地元の名産・三島馬鈴薯(メークイン)を使ったご当地メニュー。