思川
夏の暑さも峠を越して、日に日に過ごしやすくなってきました。この時期は、この夏最後の思い出作りから秋の行楽シーズンに向けた準備まで、なにかとお出かけの計画を立てる時期ではないでしょうか? 今回ご紹介する道の駅「思川」は、佐野藤岡インターから国道50号線沿いに東へ約13kmの場所にあり「小山(おやま)ブランド」を全国に発信する拠点となっています。小山市と聞いても「あまり馴染みがない」と思うかもしれませんが、大河ドラマなどで有名な歴史上の出来事にも大きく関わった土地なのです。
●道の駅Data
●道の駅Data
■ 所在地:栃木県小山氏大字下国府塚25-1
■ 電話番号:0285-38-0201
■ 休所日:年中無休
■ 施設開館時間:
  09:00〜19:00(小山物語館)
  11:30〜21:00/土日祝11:00〜21:00(レストラン)
■ 駐車場:大型車29台、小型車153台、身体障害者用3台
■ 公式ホームページはこちら
駅の特長&みどころ
施設は大まかに3つの建物で構成されており、メインになるのが地元の農産物や加工品、工芸品の販売所を中心とした「小山物語館」です。これに並ぶ一回り小さな建物が地元産の食材を使った「レストラン」で、その後ろには会議や研修の他、コンサートや料理教室といったイベントにも利用される「小山評定館」があります。これらの建物の裏には「ワイワイ広場」と「子供広場」があり、子供たちの遊び場だけでなく様々なイベントも開催されていますよ。
◇関ヶ原の起点 小山評定
小山市にまつわる有名な歴史上の出来事、それが「小山評定」です。これは天下分け目の合戦として有名な「関ヶ原の戦い」の直前、会津に向けて進軍していた徳川家康が石田三成を討つため大阪へ引き返すきっかけとなった重大な会議(評定)のこと。家康はこの席で黒田長政や福島正則、山内一豊といった有名な武将を味方につけ、念願の天下取りの一歩を踏み出したと言える場所なのです。
こうしたことから小山市では「開運のまち」として売り出し中。地元の特産品に関連した開運アイテムを製作しているほか、道の駅にある交流施設も「小山評定館」と名付けられています。
◇遊び場いっぱい 2つの広場
国道50号から見ると、建物の裏側にあるのが「ワイワイ広場」と「子供広場」という2つの広場です。ワイワイ広場は芝生の広場と土のグラウンドからなる広いスペースで普段は子供達の遊び場として解放されていますが、イベント時にはグラウンドゴルフやクラシックカーの展示会などが開催されます。また「子供広場」は各種の遊具が設置されたお子様向けのスペースで、夏期には子供用プールも設置されています。
◇農産物直売所
道の駅の定番とも言える農産物直売所、ここ道の駅「思川」でも力を入れており新鮮な野菜や果物が毎日入荷してきています。注目は小山市の名産品である麦、中でも「はとむぎ」は小山市が全国一の生産量を誇る特産品になっています。定番のはとむぎ茶はもちろん、はとむぎを使ったうどんやおせんべい、はとむぎ焼酎にはとむぎ石鹸などもあるので試してみてはいかがでしょう? また、小山市では「おやま和牛」という黒毛和牛の産地で、全国的な知名度では神戸牛や松阪牛にはかなわないものの、味の方では引けを取らない美味しさです。
レストラン
◇食彩館SAKURA
地元産の食材を使い「小山ブランド」をアピールするレストランが、この食彩館SAKURAです。中でもオススメは、写真の「長芋ハンバーグセット」(1000円)で、地元産の野菜をたっぷり使った上にふんわりとした長芋の乗ったハンバーグはヘルシーながらも食べ応えも十分。また、小山産コシヒカリの中でも特に優れたものを厳選した「生井っ子」を使用した丼物も要注目。特に栃木産のいも豚を使ったカツ丼はジューシーで、ガッツリ系が食べたい男性陣にぴったりでしょう。ほかのメニューもおそばやうどん、カレーにラーメン、点心と、和洋中にこだわらない多彩さで、好みの分かれる大人数での食事にも便利です。
◇パン工房 ランコントル
農産物直売所の中にあるパン屋さんで、栃木県産の小麦粉や野菜を使って焼きたてのパンを販売しています。毎日約30種類のパンが店頭に並ぶほか、月替わりの“今月のパン”があるので、行く度に新しい味に出会えるかもしれません。サクサクのクロワッサンは、毎朝の朝食を手軽にワンランクアップさせてくれますよ。
◇手打ちうどん 藤ヱ門
小山産の小麦粉を使い、毎日お店で手打ちしているうどんが食べられるうどん屋さん。人気メニューの「開運肉汁うどん」(750円)は、小山産の豚肉「おとん」を使った旨味たっぷりのおつゆが、自慢のうどんと絶妙なハーモニーを奏でます。サイドメニューの唐揚げはサクサクの衣が自慢のタレに絡む人気の品で、お持ち帰りもできます。
◇いちごの里
小山市にある農園やレストランなどを経営する「いちごの里」のお店で、地元産の果物をたっぷり使ったスイーツやジャム、お菓子を販売しています。この記事が公開されるタイミングではいちごの季節は終わってしまいますが、まだまだ旬のブルーベリーやブドウをはじめとする秋の果物が美味しい季節が控えています。
◇アイス工房カウベル
酪農家による新鮮な牛乳を使ったジェラートショップ。オススメはここでしか食べられないという、小山市特産のはとむぎを使ったジェラート(シングル300円)。ミルクの旨味に包まれた、はとむぎの優しい甘さとコクが感じられる不思議な美味しさです。いちごやブラックベリー、スイカなどの地元産の果物を使ったフレーバーも人気です。