おがわまち
今回おじゃました道の駅「おがわまち」は、埼玉県で2番目に認可された歴史ある道の駅です。母体となった施設は、平成2年にオープンした埼玉伝統工芸会館。オープン当初から、現在の施設がほぼ備えられていたそうです。その後、トイレなどの整備を行い、平成5年に道の駅として認可されました。
施設は国道254号沿いにあります。平成3年に小川バイパスが開通しましたが、旧道も降格されず国道254号のままです。いまでも交通量は多く、休日は観光客で、平日でも地元の人で賑わっています。広々とした敷地に合わせてか、伸びやかなフォルムの建物が配置されていて、開放感のある施設です。
●道の駅Data
■ 所在地:埼玉県比企郡小川町大字小川1220
■ 電話番号:0493-72-1220
■ 休所日:
  月曜日(祝日の場合は開館)、
  祝日の翌日(土曜日、日曜日、祝日の場合は開館)、
  12月29日〜1月3日
■ 施設開館時間:
  09:30〜17:00(埼玉伝統工芸会館)
  11:00〜14:00(麺工房かたくり)
  10:00〜16:00(野菜市場、喫茶コーナー)
  09:30〜17:00(工芸の里物産館)
  ※駐車場・トイレ・公衆電話は24時間使用可能
■ 入館料(埼玉伝統工芸会館):
  300円(大人、高校生以上)、150円(小人、小中学生)
■ 駐車場:大型7台、普通車87台、身体障害者用2台
■ 公式ホームページはこちら
駅の特長&みどころ
施設は、おもにふたつの建物から構成されています。ひとつは埼玉伝統工芸会館。ここには下で紹介している展示や実演のスペース以外に、会議室も併設されていて、地域の文化センターとしても機能しています。もうひとつが、お食事処と物産館が入っている施設です。これに加えて、各種の展示会を行うためのイベントホールも併設されていて、観光客はもちろん、地元の人からも愛されている施設となっています。各施設の間隔は広く取られているため、中心にある広場もゆったりとしたスペース。季節ごとのイベントが開催されるほか、出店で賑わうこともしばしばとのことです。
◇埼玉伝統工芸会館
県内の伝統工芸をテーマにした展示・実演施設です。館内には、常設展示室や企画実演室、特別企画展のスペース、ギャラリー、和紙すき体験ができる和紙工房、和紙で制作された作品を販売するペーパーラボショップなどがあります。常設展示室では、県指定の伝統的手工芸品30品目すべてが展示されているほか、季節によって展示内容も変化します。企画実演室では、時期によって実際に参加できる体験プログラムもありますので、ぜひチェックしてみてください。
◇和紙工房
こちらの工房では、和紙を作る課程の実演見学と、手すき和紙の制作体験ができます。制作体験は、職人さんの指導のもと行われるので、未経験者でも安心です。なお、制作体験は有料で、料金は作るものによって異なります。たとえば、花葉入りのハガキ8枚のセットは840円、花葉入り色紙は2枚で1050円です。ほかにも、さまざまなアイテムが作れるので、くわしくは公式ホームページをチェックしてみてくださいね。なお、受付時間は09:30から15:30までで、作った作品は後日郵送となります。

和紙を使った表情豊かな照明
道の駅「おがわまち」のもうひとつの見どころが、名産の和紙をふんだんに使った施設内の照明です。なんの気なしに歩いていると見過ごしがちですが、ちょっと足を止めて見上げてみると、魅力的なデザインの照明に出会えますよ! 購入できるものもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ショップ
◇工芸の里物産館
こちらでは、小川町特産の和紙や地酒、お菓子などを販売しています。さらに県内の伝統工芸品を中心に珍しい逸品も充実の品揃え。たとえば、「岩槻人形」や「春日部桐箱」、行田の「足袋」に越谷の「張子だるま」などなど。お土産やプレゼントに重宝するアイテムが多数集められています。
レストラン
◇麺工房かたくり
工芸の里物産館と同じ建物内にあるお食事処です。地場野菜の販売コーナーも併設されていて、小川町特産の小麦粉や各種のお惣菜なども購入できます。目玉は有機野菜の販売コーナー。有機野菜というと、安全でおいしいけれど、お高いんでしょう? というイメージがどうしてもありますが、ここで購入できる有機野菜のお値段はびっくりロープライス。ぜひ一度ご自分の目で確かめてください。お野菜以外に、果物や卵なども有機ものが手に入ります。
お食事のメニューの人気は、やはり名物の手打ちうどん。つるつるとした食感ともちもちとした歯ざわりが魅力の逸品です。写真の天ぷらつきの「天付きうどん」や「きのこ汁うどん」、「肉汁うどん」などがあります。慣れた方は、惣菜コーナーでお好みのおかずを購入して「もりうどん」と一緒に……なんていうスタイルを取られるそうです。みなさん思い思いの形で食事を楽しんでらっしゃるのが印象的でした。

職人さんの技術が光る手打ちうどん!
麺工房かたくりで提供される手打ちうどんは、前日に仕込まれて寝かされた生地を、朝早くから職人さんがすべて手打ちしています。平日でだいたい生地10玉程度、週末や休日ともなると20玉ほど手打ちされるそうです。その様子は、ガラス越しに見られますので、ぜひチェックしてみてください。それほど力を必要としない蕎麦打ちと違って、うどん打ちはとにかく力が必要。マッチョな職人さんが渾身の力で手打ちしている様子は、一見の価値ありですよ!