あらかわ
今回は紅葉の最盛期を迎える寸前の秩父におじゃましました。今回ご紹介する道の駅「あらかわ」は、埼玉県で最初に認定された道の駅です。当初は荒川村にあったため道の駅「荒川村」としてオープンしましたが、2005年に荒川村が秩父市に編入されたことで、2006年に現在の名称となりました。
そんな長い過去を持つ道の駅「あらかわ」ですが、その前身は1986年にオープンした「日野観光農園村」です。この取り組みは1977年にスタートした集落農業経営システムに端を発するもので、と書くと難しそうですが、ようは農業と観光を融合させようとした画期的な取り組みで、その中から11戸の観光農園が発足してブドウやシイタケ、いも、キュウリ、スイートコーン、栗などの食べ放題や取り放題のサービスを提供し好評を得ました。その後も「一坪農園」などの意欲的な取り組みを時代の流れにあわせて行なってきた荒川村の基幹施設となるべく、1987年に「農園村役場」がオープンします。これが現在の道の駅「あらかわ」のメインとなる施設になっていて、現在でも多くのお客さんに親しまれています。
●道の駅Data
■ 所在地:埼玉県秩父市荒川日野538-1
■ 電話番号:
  0494-54-0022
■ 休所日:
  12月29日〜1月1日
  12月24日〜1月1日(鈴ひろ庵)
■ 施設開館時間:
  09:00〜17:00(3月〜11月)
  09:00〜16:00(12月〜2月)
  09:00〜17:00(鈴ひろ庵、3月〜11月)
  09:00〜16:30(鈴ひろ庵、12月〜2月)
  ※駐車場・トイレは24時間使用可能
■ 駐車場:大型5台、普通車50台
■ 公式ホームページはこちら
駅の特徴&みどころ
施設は国道140号線沿いにあり、施設へは秩父鉄道の踏切を越えるアプローチ道路を使って入ります。土日祝日には、秩父鉄道自慢の蒸気機関車C58が牽引する「パレオエクスプレス」の勇姿が楽しめ、SLが見られる道の駅としても人気を集めています。
また地域の基幹施設だけあって、周辺の施設との連携が密接なのも道の駅「あらかわ」の特長のひとつです。春には、付近の「弟富士カタクリ園」や「大塚カタクリの里」が見ごろを迎えますが、その際の駐車場として使われるほか、ホタルの季節に「荒川花ハス園」で行われるホタルまつりの駐車場としても活用されています。
◇山里自然館
以前まで「埼玉県あらかわビジターセンター」だった施設が、2009年に地域の自然を紹介する施設としてリニューアルオープンしたものです。館内では、パネルや剥製が常設で展示されています。さらに参加型の自然体験プログラムや、クラフトワークショップなども開催されています。
ショップ
◇農産品直売所
地元の農家さんが手塩にかけて育てた野菜を中心に販売する施設です。味もさることがながら、品物の大きさや見栄えの良さに加え、新鮮さと値段の安さでも定評があります。午後には品薄になってしまうのが常とのことですので、お昼前に到着するのがおすすめです。また、荒川地区は蕎麦の生産が盛んで、蕎麦粉や切り蕎麦、蕎麦加工品のかりんとうやまんじゅうなども人気です。お酒のコーナーも充実していて、秩父地方で作られている地酒やウイスキーなどを豊富に取り揃えています。
レストラン
◇鈴ひろ庵
2009年に山里自然館と同時にオープンした食事処です。運営は1969年に開設された「きのこの里 鈴加園」が行なっています。人気は季節の地場野菜や行者にんにくを積極的に取り入れた麺類と、季節のフルーツまるごとソフトクリーム。旬の美味しいものを提供することをモットーとしているため、天ぷらやお野菜の内容は常に変化します。メニューに迷ったときは、店員さんにおすすめを聞いてしまうのがいいでしょう。