第48回入間航空祭
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どんなところ?
日本の空を守る航空自衛隊の入間基地。ここに航空自衛隊はもちろん、陸上自衛隊や海上自衛隊、さらには米軍や県警所属の航空機などを集め、毎年11月3日に開催されているのが「入間航空祭」です。中でも人気を博しているのが、実際に基地の上空を飛行する「展示飛行」で、日本で唯一のアクロバット・チームである「ブルーインパルス」も参加。航空ファンのみならず、多くの観客を毎年集めているイベントなのです。このほか、普段は立ち入ることのできない基地内には、対空ミサイルのペトリオット(PAC3)やレーダー装置、災害派遣時の救助用装備なども展示。売店で販売されるレアなグッズも見逃せませんよ!

入間航空祭当日は、基地内の多くのブロックが解放され普段は見ることのできない基地内の様子を見ることができます。

目の前の滑走路から離着陸する航空機は大迫力! 貴重な光景を写真に収めるため、会場には多くのアマチュアカメラマンが集まりました。

基地のいたるところで、来場者を迎える仕掛けが施されています。こちらの整備チームでは、隊員の人気投票を開催していました。

地元・埼玉のご当地ブースも出展。狭山茶をはじめとした地元の名産品や、ご当地キャラのイベント限定アイテムなども販売!
レアな航空機を間近に見るチャンス!
「入間航空祭」の主役は、やはりなんといっても航空機の数々。至近距離で見る航空機は、テレビなどの映像や、はるか上空を飛んでいるときに目にするのとはまったく異なる大迫力! 一部の航空機では中に入ることのできる「機内展示」や、コクピットをのぞき込める「コクピット展示」も行われており、オープン直後から長い行列ができていました。

最大離陸重量45t、航続距離は1700kmというC-1輸送機。巨大な機体は外からだけでなく、内部を見ることもできました。

「ブルーインパルス」の使用機体、T-4中等練習機はコクピットも展示。丸みを帯びた機体は「ドルフィン」の愛称で知られています。

対艦攻撃ミサイル4発を搭載可能で、領空だけでなく領海も守るF-2A戦闘機。オールドファンは開発前のコードネーム「FS-X」でおなじみ?

災害や遭難などの際にも活躍するUH-60J救難ヘリコプター。航空機ということで、飛行機だけでなくヘリコプターも展示されています。
ブルーインパルスのアクロバット飛行
「入間航空祭」のメインイベントとも言えるのが、航空自衛隊の宮城県松島基地に所属するアクロバット・チーム「ブルーインパルス」のアクロバット飛行です。基地の上空300〜1万mの高さで行われるアクロバット飛行の数々は「圧巻」の一言! 離着陸や300mの低空で行われる演目では、動きだけでなくジェットエンジンの音も聞き逃せないポイントです。白いスモークを噴射しながら大空にハートマークが描かれた瞬間、大歓声が上がりこの日一番の盛り上がりを見せていました。
滑走路上でダイヤモンド隊形を組んだ4機が、隊形を維持したまま離陸する「ダイヤモンド・テイクオフ」。発進のタイミングから加速〜離陸まで、一切のもたつきが許されない演目です。
背面飛行で進む機体を中心に、渦を巻くように周囲を旋回して進む「コーク・スクリュー」。それぞれ単独で行うにも高度な技術が必要ですが、直線的に進む機体と、旋回する機体の速度を合わせることができないと、迫力は半減してしまいまう超難度の高等テクニックです。
2機の飛行機がスモークでハートを描いた後、3機目がハートを射抜く矢を描く「キューピッド」。この日は風邪が強かったため、1〜2機目が描いたハートが崩れないうちに素早く射抜いていました。貫通した矢を描くため、ハートの中央でスモークを止めているのもポイント。
5機が三角形を描いた態勢を維持したまま、同時に背面宙返りを行う「デルタ・ループ」。背面宙返りの頂点からスモークを噴射し、宙返りの終了と同時に広がっていく軌跡が美しい演目です。
左右から飛行してきた2機が、ギリギリの距離ですれ違いながら横転する「オポジット・コンティニュアス・ロール」。あまりの近さに、アクロバット飛行だとわかっていても手に汗を握ってしまうこと間違いなし!?
5機の飛行機が密集して上昇後、花が開くように展開。さらに5機が1本づつの線を描いて星形を完成させる「スター&クロス」。1機でも線を引く場所を間違えれば、きれいな星型にはなりません。
この「カリプソ」は、まるで機体が鏡にでも映っているかのように、2機が背中合わせで飛行するテクニック。息をぴったり合わせ、速度と高度を揃えています。
パラシュートによる降下訓練も実施

日本初公開の原画も!
展示される航空機やブルーインパルスのアクロバット飛行と並ぶ、3つめの主役が基地内で販売されるお土産品の数々。中にはこの「入間航空祭」の会場限定で販売される、限定アイテムもあるとあって、朝から多くの観客でにぎわっていました。中でもオススメは、色々な種類があってお値段も手ごろな「ワッペン」。近年流行のMA-1のようなミリタリー系のアウターはもちろん、バッグなどに貼り付けてもアクセントになりますよ。

基地内には様々なグッズを販売する売店のテントが設置。どこもおみやげを求める観客で大賑わい。人気アイテムは早々に売り切れることも!?

やはり売店での人気のアイテムも「ブルーインパルス」関連。レプリカのキャップのほか、ジャケットは子供用サイズもあり人気でした。

場内にはB級グルメを中心に、食べ物の売店も出店。基地内を見て回りながら食べられる、ホットドックなどのフィンガーフードがおススメです。
撮影:福嶋哲平、岩崎政志
※個人情報保護のため、一部の画像に画像処理を施してあります
スポット情報
  • 所在地:埼玉県狭山市稲荷町2-3
  • TEL:04-2953 -6131[内線2318](入間基地広報班)
  • 公式ホームページhttp://www.mod.go.jp/asdf/iruma/