宮ヶ瀬湖
メインPhoto どんなところ?
2014年6月28日に圏央道の高尾山ICと相模原愛川ICまでが開通し、さらに便利になった圏央道。2014年度内には、相模原ICの供用開始が予定されていて、埼玉県からの津久井湖エリアや、道志村方面へのアクセスが飛躍的に向上する予定です。
そんななか脚光を浴びているのが、神奈川県の水瓶として機能している宮ヶ瀬湖エリアです。宮ヶ瀬湖は宮ヶ瀬ダムの建設により生まれた人造湖で、相模原市と愛川町、清川村の3つの自治体にまたがる広大な湖です。ダムの貯水量は、1億8300万立法メートルで、相模湖の相模ダムの4820万立法メートル、津久井湖の城山ダムの5120万立法メートルのふたつをあわせた容量より大きく、その膨大な貯水量を生かして相模川流域の水運用の高効率化を支えています。
周辺の観光スポットとしては、宮ヶ瀬ダムとあいかわ公園エリア、宮ヶ瀬湖畔エリア、鳥居原エリアの4カ所があります。いずれも四季折々の表情を見せてくれる魅力的なスポットばかりです。エリアが広大なため、車のフットワークを生かしたドライブに最適な宮ヶ瀬湖。ぜひみなさんも足を運んでみてくださいね。
ダムから見て、下流側にあたる県立あいかわ公園からアクセスすると、コンクリート製のウェルカムボードがお出迎え。もちろん造作も宮ヶ瀬ダムを模したものです。 宮ヶ瀬湖畔エリアには、フードを提供するたくさんのお店があります。ぜひ、いろんなお店に立ち寄って自慢の味を楽しんでくださいね。写真は、水とエネルギー館に併設されているレストラン白い滝の看板メニュー「宮ヶ瀬ダムカレー」です。 自然豊かな宮ヶ瀬湖畔では、自生する山野草はもちろん、手入れされた園芸種の草花が訪れる人の目を楽しませてくれます。写真は、県立あいかわ公園のパークセンター至近にあるバラ園のバラです。
宮ヶ瀬ダム
前述した相模ダム(1947年竣工)と城山ダム(1965年竣工)は集水エリアが広く、たくさんの水を集めやすいダムですが、容量が少なく、無駄な放流が多くなるという特徴がありました。しかも、神奈川県は、横浜市を中心に人口が増え続け、水の必要量もうなぎ登りで、2ダムだけでは供給が追いつかない状態が続き、新たなダムの建設は至上命題でした。そこで計画されたの宮ヶ瀬ダムで、1974年に着工し、2001年に竣工しました。その堤高(ダムの壁の高さ)は、156メートルと関東でも屈指の大きさ。ヴェルファイアの車高が1.9メートル、「機動戦士ガンダム」でおなじみのRX-78の頭頂高が18メートル、「進撃の巨人」の超大型巨人が身長60メートル超、「伝説巨神イデオン」のイデオンが全高105メートルだということから考えれば、いかに巨大かがおわかりいただけるでしょう。堤体の上や展望台からは、晴れていれば横浜市のランドマークタワーまでが見渡せます。ぜひ雄大な風景を見渡して壮快な気分を味わうと共に、堤体の真下を見下ろしてゾッとてしてみたりしてくださいね。
宮ヶ瀬ダムは、台風や大雨による洪水を防いだり、水道水を貯めたり、放流水を使って発電を行ったりといったダムとしての仕事だけでなく、観光スポットとしても魅力的な施設です。その目玉は、なんといっても観光放流です。堤体の中程にある放流設備から1秒間に30トンの放水を6分間行うもので、ダイナミックな落差と轟音、水しぶきで大人気のイベントです。観光放水は、4月から11月の間の毎週水曜日と第2・第4金曜日、第2日曜日の11時と14時に行われるので、ぜひご覧ください。なお、天候やダムの貯水状況により、観光放流が行われないこともありますので、事前に公式ホームページでチェックしてからお出かけください。
なお、ダム上と下の間の移動には、無料のエレベーターに加えて、ダムの建設中に活躍したダンプトラック搭載型インクラインの一部を利用して建設されたインクラインがあります。インクラインからの絶景は一度は見ていただきたい眺めです。料金は大人往復300円片道200円、子供往復150円片道100円です。
あいかわ公園エリア
宮ヶ瀬ダムの下流側に隣接する県立の公園です。アスレチックや迷路、ふわふわドームなどが整備されていて、宮ヶ瀬ダムといっしょに近隣の小学校の遠足のメッカとなっています。愛川町の町花であるツツジの名所としても知られていて、毎年4月29日には「あいかわ公園つつじまつり」が開催されます。
園内には、工芸工房村と愛川町郷土資料館もあり、工芸工房村では各種のワークショップや作品の展示が行われています。愛川町郷土資料館では、愛川町の歴史をひもとく貴重な史料が展示されています。エントランスホールに展示された古代象の化石標本の大きさは圧巻です。
園内は広く適度なアップダウンもあるため、散歩には最適。とはいえ、ちょっと疲れちゃったという人には、パークセンターとダム下を往復するロードトレイン「愛ちゃん号」もおすすめです。料金は大人200円、子ども100円(いずれも片道)です。
宮ヶ瀬湖畔エリア
宮ヶ瀬湖にある観光スポットでも随一の広さを誇るけやき広場を中心としたエリアです。趣のある店構えの食堂や土産物がそろう「水の郷商店街」は、多くの観光客で賑わう宮ヶ瀬の目抜き通り。ひいきのお店に足繁く通うリピーターの方もちらほら。屋上に展望広場があり、無料のシャワー室も備える「宮ヶ瀬やまなみセンター」では、周辺の情報や地域のイベントの情報を発信中。下のパノラマ写真は、こちらの展望広場から撮影したものです。また、宮ヶ瀬の郷土史に手軽に触れられる「清川村宮ヶ瀬湖水の郷交流館」もあり、こちらでは古くから使われてきた民具の展示が行われているほか、軽食コーナーや売店もあります。さらに「宮ヶ瀬ビジターセンター」では、宮ヶ瀬湖や丹沢の自然についての解説が見られるほか、ハイキングコースなどの情報も提供されています。ぜひ足を運んでみてくださいね。
クリスマスシーズンには、高さ約30メートルのもみの木がイルミネーションで彩られるほか、大噴水「虹の妖精」はクリスマスとバレンタインイベント期間中は、夜間の運転も行われるなど、季節ごとのイベントも盛りだくさん。ぜひ公式ホームページでイベントをチェックしてみてください。
鳥居原エリア
宮ヶ瀬湖を一望できる鳥居原園地を中心としたエリアです。駐車場のすぐそばには「鳥居原ふれあいの館」があり、地場の野菜や特産品を販売しているほか、定食やそばなどの食事や自慢のしそジュースを提供する食事処が併設されています。
駐車場から湖畔へ向かう斜面には、ドウダンツツジが一面に植えられていて、4月中旬から5月中旬には見ごろを迎え、毎年多くの人で賑わいます。湖畔に位置する「岬の展望台」からは、鳥居原エリアと湖畔エリアをつなぐ、橋長330mの逆ローゼ橋「宮ヶ瀬虹の大橋」や宮ヶ瀬湖周辺の景観を一望にできます。季節ごとにさまざまな表情が楽しめるので、ぜひご覧ください。
紅葉シーズン到来!
スポット情報
● 所在地(県立宮ヶ瀬やまなみセンター)
神奈川県愛甲郡清川村宮ヶ瀬940-4
エリアが広大なため、くわしくは公式ホームページをご確認ください。
● 駐車場
宮ヶ瀬湖畔エリア 小中沢駐車場
駐車台数:大型9台、普通344台
利用時間:9:00〜17:00
休業日:無休
駐車料金(普通車):平日無料、土日祝日30分以内無料、2時間まで300円、2時間以上500円
宮ヶ瀬湖畔エリア 水の郷駐車場
駐車台数:大型9台、普通230台
利用時間:9:00〜17:00
休業日:無休
駐車料金(普通車):平日無料、土日祝日30分以内無料、2時間まで300円、2時間以上500円
鳥居原エリア 鳥居原園地駐車場
駐車台数:大型6台、普通170台
利用時間:9:00〜17:00
休業日:無休
駐車料金(普通車):暫定無料
ダムサイトエリア あいかわ公園南・北駐車場
駐車台数:大型9台、普通451台(南駐車場)、大型15台、普通206台(北駐車場)
利用時間:8:30〜17:00(10月〜3月)、8:30〜18:00(4月〜9月)
休業日:無休
駐車料金(普通車):平日無料、冬季(12月〜3月)は開放、土日祝日/夏休み/ゴールデンウィーク期間有料(緑化協力金20円を含む)
● 公式ホームページ
http://www.ktr.mlit.go.jp/sagami/