羽田クロノゲート
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どんなところ?
羽田クロノゲートは、「クロネコヤマトの宅急便」でおなじみのヤマトグループが運営する日本最大級の物流施設です。ギリシャ神話に登場する時間の神クロノスと、日本と海外をつなぐゲートウェイ(玄関)となるべく、クロノゲートの名称を与えられ、2013年9月に竣工。10月の稼働開始以来、24時間稼働で国内外の荷物の仕分けや各種サービスを提供し続けています。近隣には羽田空港があるほか、JRの東京貨物ターミナル駅を利用したコンテナ輸送や、東京港や横浜港を使った海上輸送など、あらゆる輸送手段を利用しやすい立地となっています。
そんな革新的な物流施設である羽田クロノゲートには、その高い機能とヤマトグループの取り組みを知ってもらうための見学コースが開設されています。料金は無料で、公式ホームページからの予約が必要です。現在のところ、大変な人気のため予約が取りづらくなっていますが、ぜひチェックしてみてくださいね。なお、施設には駐車場がないので、公共機関での来場が推奨されています。最寄り駅は、「ヤマトグループ 羽田クロノゲート前」の副駅名を持つ京浜急行電鉄空港線の穴守稲荷駅です。
見学者が集合する受付棟には、当時のヤマト運輸がトヨタ自動車と共同開発した配送車「ウォークスルー車」の1号車が。2回のモデルチェンジを行いながら、1982年から2011年まで生産され、現在もヤマト運輸の輸送力を支えています。 ベースの外周部分には、トラックが横付けするバースが104カ所用意されています。敷地内は、トラックの通る通路と人が行き来する通路がわけられ、安全にも配慮されています。 敷地内の各所には、ネコのオブジェが配置されています。いずれも配色などが異なるかわいいものばかりで、2匹のクロネコもいるそうです。みなさんも探してみてくださいね。
100THANKS
見学コースは、1周約90分で5つのアトラクションで構成されています。ひとつ目のアトラクション「100THANKS」は、ヤマトグループの歴史を振り返る展示です。パネルには、トピックごとにキューブがはめ込まれていて、それぞれ説明が記されています。トピックと説明は、いずれも日英中の3カ国語対応となっています。
見学者ホール
見学者ホールでは大画面のスクリーンで、羽田クロスゲートのビジョンやヤマトグループが宅急便を通してはぐくんできた思想などを解説した映像を見られます。また、このホールにはロッカーが用意されていて、手荷物を預けておくことが可能です。
見学者コリドー
見学者コリドーは、2階に位置する見学者用の通路です。最新のシステムによる荷物の仕分け作業の様子を実際に見られるほか、5カ所に用意されたゲートでは映像や展示によって、物流システムの詳細や上層階での付加価値サービスについて知ることができます。

高い処理能力と丁寧な荷扱いを両立するクロスベルトソータ
見学者コリドーで見られるシステムのうち、なんといっても圧巻なのが最新のクロスベルトソータ。トラックから運び出された荷物は、このクロスベルトソータに載せられ、仕分けされます。それぞれの荷物はまず赤色の光線で伝票をスキャンされ、本線上のセルと呼ばれる板の上に送り込まれます。その後、該当するシューターと呼ばれる滑り台を通って全国各地の「ベース」と呼ばれる仕分けターミナルに向けたラインに入ります。1時間当たり約2万4000個だった従来施設での仕分け能力に対して、最新システムが導入された羽田クロノゲートでは1時間当たり最大4万8000個と倍増。正確かつなめらかに動くクロスベルトソータは、いつまでみていても飽きません。ぜひ高速で仕分けされていく荷物の列を、みなさんもご自分の目でご覧になってください。
集中管理室
羽田クロノゲートの頭脳に当たる部分で、施設全体を一元管理しています。隣接するディスプレイでは、羽田クロノゲートの高い効率の理由や、万全のセキュリティ体制、環境性能の高さを解説する映像コンテンツが見られます。
展示ホール
ヤマトグループが提供する各種のサービスの社会的な価値や、それぞれのサービスに込めた想いについて、プロジェクションマッピングによる映像や、壁面の引き出しに仕込まれた展示で解説します。展示は、すべてが工夫を凝らしたものばかりで、楽しく見られること間違いなし。ぜひすべての引き出しをチェックしてみてください。最後にヤマトグループが開発した調達・納品支援システム「FRAPS(フラップス)」の実演を兼ねたコーナーで、羽田クロノゲートオリジナルグッズのお土産をいただけます。

地域貢献エリアも併設
敷地内には、地元住民との共生を目ざした地域貢献エリアが併設されています。緑豊かなエリアは、自然環境との調和や様々な生態系を育む「和の里」。その周囲には、羽田クロノゲートの受付棟と同種のデザインで構成された3つの建物があります。ひとつは、東京都認証保育所「ポピンズ ナーサリースクール羽田」で、もうひとつが大田区在住・在勤者を対象にした体育館とトレーニングジムを中心としたスポーツ施設「ヤマトフォーラム」。最後が、障がい者雇用促進と自立支援を目的とするヤマトグループの株式会社スワンが運営する「スワンカフェ&ベーカリー」です。ぜひ、羽田クロノゲートにいらっしゃったときは、地域貢献エリアもチェックしてみてくださいね。
スポット情報
● 所在地
東京都大田区羽田旭町11-1
● 案内時間
日によって異なります。
くわしくは公式ホームページをご確認ください。
● 休館日
月曜日(祝日開館、翌営業日休館)、年末年始、お盆
● 入館料
無料
● 駐車場
なし
※公共機関での来場をお願いいたします。
● 公式ホームページ
http://www.yamato-hd.co.jp/hnd-chronogate/
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● 羽田空港国際線旅客ターミナル
photo 羽田の新しい名所として注目を浴びているのが、リニューアルした羽田空港の国際線旅客ターミナル。国際線の昼間時間帯発着枠の拡大に対応するために拡張されたターミナルは、2014年3月30日に供用を開始。その後も飛行機に乗らなくても利用できる一般エリアの整備は続き、ついに8月28日より新店舗群がオープンしました。 今回オープンしたのは、2階、4階、5階の施設で、到着ロビーのある2階には携帯電話レンタルのショップや、トラベルグッズのお店がお目見え。江戸の街をモチーフにしたレストラン&ショップエリア「江戸小路」の4階には、「根津とうふ屋須田」や「銀座木村屋」といった名店のテイクアウト中心のショップが軒を連ねる「おこのみ横丁」と、多目的ホール「TIAT SKY HALL」がオープンしました。展望デッキがある5階には、休憩エリア兼イベントスペースのお祭り広場に加えて、航空関連の資料の展示やフライトシミュレーター(有料)がある「TIAT Sky Road」が用意されています。そして供用開始と共に新名所となったのが、4階から5階にかけて設置されている「はねだ日本橋」。総檜造りの日本橋を模した作りの橋で、出発ロビーを一望することもできます。長さと高さは実物の日本橋の1/2サイズで作られ、橋の勾配はバリアフリー法にも適合。さらに「江戸小路」の町並みにもしっくりくるデザインとなっています。ぜひみなさんも、この魅力的なターミナルに足を運んでみてはいかがでしょうか?
スポット情報
所在地:東京都大田区羽田空港2-6-5(MAP
電話番号:03-6428-0888
営業時間・定休日:24時間営業・年中無休(各ショップによって営業時間は異なります。くわしくは公式ホームページをご確認ください)
公式ホームページはこちら