郵政博物館
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どんなところ?
2013年8月に閉館した、逓信総合博物館(通称ていぱーく)の後継として、2014年3月1日に開館した博物館。それが今回ご紹介する「郵政博物館」です。オープンしたのは、東京スカイツリー®の根元・東京スカイツリータウン®の目玉施設である東京ソラマチの9階です。以前の逓信総合博物館では、テレビ・ラジオなどの電気通信関連の展示も行われていましたが、こちらの施設では郵便や通信の歴史と文化に関する展示が行われています。1902年に開館した郵便博物館から、逓信博物館を経て郵政博物館へと長い歴史を誇る、郵便関連の展示の新たな形を示す本施設の内容をさっそくご紹介しましょう。
逓信総合博物館から引き継いだ貴重な資料を数多く展示しています。郵便配達員の装備ひとつ取ってみても、時代の大きな変化を感じられます。 最大の目玉はやはり日本最多となる約33万種に及ぶ切手のコレクション。国内外の貴重な切手も数多く揃います。デザイン系の専門学校生はもちろん、現役デザイナーの方も数多く足を運び刺激を受けるそうです。 最新のデジタル技術を積極的に導入しているのも、ポイントのひとつ。館内の各所には情報端末が設置されていて、気になる情報に素早くアクセスできます。
常設展示
常設展示では、郵便の歴史を資料や模型などの展示で紹介しています。江戸時代の手紙や、矢文、絵はがきブームを彩った手紙なども展示するほか、前述した切手のコレクションが見られます。さらに、明治8年に始まり、後に世界最大の預金残高を持つ巨大金融機関に成長する郵便貯金や、大正5年にスタートした簡易保険の歴史についても触れられています。簡易保険の展示では、当時の簡易保険局と日本生命保険会社協会、日本放送協会(NHK)の提案により生み出されたラジオ体操に関する貴重な資料が数多く見られます。

バラエティ豊かなポストがいっぱい!

要注目の企画展
3月1日の開館と共に始まった最初の企画展は、「ー少女たちの憧れー蕗谷虹児展」と題して、大正から昭和にかけて、少女雑誌の挿絵や表紙絵で活躍した希代の挿絵画家・蕗谷虹児(ふきやこうじ)にスポットを当てました。当時の少女たちを魅了した流麗な作風は、1997年に発行されたふるさと切手「花嫁」でもおなじみです。

続く第2弾の企画展は、6月7日から7月6日までの予定で「次世代にツナグ、ツタエル、ラジオ体操」と題して、当時のポスターやノベルティーなどの資料を展示し紹介する予定です。特別イベントとして、「ラジオ体操に第三があった!〜幻のラジオ体操第三秘話の講演と伝授〜」や、アニメやゲームで子どもたちにおなじみの「まめっち」とコラボした「まめっちとラジオ体操!〜楽しく体操できるかな?〜」と「まめっちと来館記念撮影会〜来館ありがとう!の気持ちをカタチに〜」が開催される予定です。特別イベントはそれぞれ開催日や参加条件がありますので、くわしくは公式ホームページをチェックしてみてくださいね。

充実した体験・体感型コンテンツ
最新の博物館らしく、体験・体感型コンテンツが充実しているのも、郵政博物館の魅力です。「始まりの部屋」では、郵便・電信・切手の歴史をプロジェクションマッピングを使った映像で表現。“Kinect(キネクト)”センサーを利用した郵便配達シミュレーター「Go!Go!ポストマン」と、正しいラジオ体操の動きを学べるゲーム「レッツエンジョイ ラジオ☆体操」は、一度遊んでみると何度も遊びたくなる人気コンテンツ。さらに、タッチパネルで世界中の切手を閲覧できる「デジタル切手帳(Stamp Pond)」や、郵便貯金と簡易保険の仕組みを学べる「ゆうちょ・かんぽアドベンチャー」に加え、全高2メートルの幅7メートル1面、幅3.5メートル2面の計3面のスクリーンを備えるシアターもあり、こけら落としとして郵便・通信の世界観を表現した「宇宙の手紙」を上映中です。そして、大人から子供まで楽しめるコンテンツとして人気なのが、「絵はがきクリエーター」。世界にひとつだけのオリジナル絵葉書が作れるプリントマシンで、操作はタッチパネルを使ったわかりやすいもの。自分の顔写真と背景、スタンプや文字の装飾、QRコードに変換したBGMでオリジナルの絵葉書を作り出せます。作った絵はがきは、後述する「ポスツリー」に投函することもできます。
ミュージアムゆうびんきょく
東京スカイツリータウン内に初めて開設された郵便局(向島郵便局臨時出張所)です。こちらでは、企画展やイベントに合わせて用意された、記念小型印(消印)や風景印(消印)を押してもらえるため、「絵はがきクリエーター」で作った絵葉書やミュージアムショップで販売しているオリジナル絵葉書を使って、家族や友人に手紙をしたためるのもおすすめ。また、こちらの郵便局には、東京ソラマチ内で唯一となるポストが設置されています。そのユニークな形は、スカイツリーの形を模したもので、愛称は「ポスツリー(Postree)」です。ぜひこの愛らしいポストにお手紙を出してみてはいかがでしょうか。
ミュージアムショップ
こちらのショップでは、郵政博物館オリジナルグッズや郵趣(郵便を対象とした趣味のこと)関連アイテムを取り扱っています。一番人気は値段も手ごろな企画展の絵葉書だそうです。壁一面に置かれた白い箱が目を引きますが、これは初日カバーと呼ばれる切手と封筒、初日消印がセットになった郵趣向けのアイテム。その在庫は3万枚を超えるそうです。ぜひみなさんも好みの初日カバーがないか、探してみてくださいね。
スポット情報
● 所在地
墨田区押上1-1-2東京スカイツリータウン・ソラマチ9F
Tel:03-6240-4311
● 営業時間
10:00〜17:30(最終入館17:00)
● 休館日
不定休
● 駐車場(小型264台、大型100台)
30分につき350円
営業時間:7:30〜23:00(最終入庫22:00)
スカイツリータウン内での利用料金に応じた割引サービス有り
● 公式ホームページ
http://www.postalmuseum.jp/