忍城/行田市郷土博物館
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どんなところ?
現在、大ヒット中の映画『のぼうの城』。その舞台が埼玉県行田市にある忍城(おしじょう)だということはご存知ですか? 豊臣秀吉が天下統一のため、関東を支配していた北条氏の討伐を開始したのが1590年。北条氏の本拠は小田原城でしたが、その支城である忍城も当然攻撃目標とされました。秀吉の命を受け、忍城は石田三成率いる2万の兵に攻め込まれ、水攻めにも遭いましたが、落城せず! 水攻めで城が沈まなかったのは浮くからだ、という噂から「忍の浮き城」の異名を轟かせていました。
忍城
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関東七名城のひとつに数えられる忍城は、15世紀後半、この地を治めていた成田氏によって築城されました。元々この地域は湿地帯で、沼に小島が点在する地形でした。その島々に建物を建て、それらを橋でつないだ平城を構築。自然水の堀を背景に、守りの強固な城が完成したのです。以降、小田原城が豊臣方の手に落ち、合わせて忍城が開城された1590年までの100余年、成田氏が統治を続けました。その後、江戸時代を経て、明治時代の廃藩置県に伴って沼も埋め立てられ、また、忍城の実質的な天守閣として機能した御三階櫓(ごさんかいやぐら)も1873年に解体されましたが、1988年に再建。現在、櫓は展望室や資料展示室として使われています。ちなみにその展示室には御三階櫓の屋根にそびえる全長1.8メートルの鯱(しゃちほこ)の同等品も展示されていますので、お見逃しなく。
※展望室・展示室へは郷土博物館から行けるようになっています。
お城の後に、ちょっと一息
現在は行田市郷土博物館の一部となっている御三階櫓ですが、その裏手には、ちょっとした公園が。今は紅葉した落ち葉の絨毯ができていました。博物館前には臨時の売店も出ますので、名物の「おしまん」などを購入して公園のベンチで一息、なんてのもよいかもしれません。もちろん、ゴミは持ち帰ってくださいね!
行田市郷土博物館
行田地区は忍城の城下町として知られていましたが、明治以降は「足袋の町」として、時代を遡れば古墳を初めとした古代の面影を感じられる町としても有名です。この行田市郷土博物館は、これらの文化的な歴史を後世に伝えるため、1988年、御三階櫓の再建とともに開設されました。一般的にこのような博物館は、時代順に展示が行われていることが多いですが、本館は「中世の行田」「近世の行田」「足袋と行田」「古代の行田」と4つのテーマで資料が展示されています。
■ 中世・近世の行田
■ 足袋と行田
■ 古代の行田
忍城の築城から、豊臣方との戦いを経て開城した後の江戸時代の忍城や城下町の様子を展示しています。 江戸時代末期ごろから行田で栄え、日本一の生産量を誇る足袋作りの歴史と作り方を解説しています。 行田には数多くの古墳が点在していますが、それら古墳時代を中心に平安までの歴史を紹介しています。

和田竜による200万部突破のベストセラー小説「忍ぶの城」を原作に、犬童一心(『ゼロの焦点』)と樋口真嗣(『日本沈没』)の“ダブル監督”で、8年の歳月をかけて映画化した『のぼうの城』。石田三成率いる2万の軍勢に対峙するのは、忍城城代・成田長親(ながちか)傘下のわずか500人の兵。長親は果たしてどんな奇策をもって豊富軍に立ち向かっていくのか!? 彼は“天才”? それとも、ただの“でくのぼう”? 9年ぶりの映画主演となる野村萬斎をはじめ、榮倉奈々、成宮寛貴らの渾身の演技が光るエンターテインメント超大作です。ぜひ劇場で、忍城とでく“のぼう”の大活躍をご覧になってください!
『のぼうの城』全国大ヒット上映中!!
●出演:野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、他 ●監督:犬童一心、樋口真嗣 脚本:和田竜 音楽:上野耕路 ●制作:C&Iエンタテインメント、アスミック・エース エンタテインメント ●製作:『のぼうの城』フィルムパートナーズ ●配給:東宝、アスミック・エース
●公式サイト:http://nobou-movie.jp ●facebook:http://www.facebook.com/nobousama ●twitter:https://twitter.com/nobou_movie
©2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
※忍城が石田三成の水攻めに耐えたことは史実ですが、成田長親が「でくのぼう」の武将であるということについては、原作・和田竜氏のフィクションです。
スポット情報
● 所在地
〒361-0052 埼玉県行田市本丸17-23
● 電話番号
048-554-5911
● 開館時間
9:00〜16:30(入館受付16:00)
● 入館料
一般200円、大学・高校生100円、中学・小学生50円
● 休館日
月曜日、祝日の翌日、毎月第4金曜日、年末年始
※映画公開に伴い開館している日があります。詳しくはお問い合わせください。
●駐車場
約50台(近隣に、別に公営の駐車場もあります)
●公式ホームページはこちら