あしかがフラワーパーク
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どんなところ?
いよいよクリスマスシーズン到来! ということで、今月は関東のイルミネーションの名所をご紹介しましょう。今回ご紹介するのは「あしかがフラワーパーク」。関東でも有数の藤の名所として知られる場所ですが、2001年から冬期のイルミネーションイベントに積極的に取り組んでいるイルミネーションのパイオニア的存在でもあります。
そんな「あしかがフラワーパーク」ですが、昨年2011年に「日本夜景遺産」に選ばれたのに続いて、今年2012年には「関東三大イルミネーション」に選ばれたのです。地道な取り組みが実を結び、毎年多くの来場者で賑わう「あしかがフラワーパーク」のイルミネーション。できるだけその美しさを表現できるように撮影してみましたが、やはり明滅するイルミネーションの芸術性は自分の目で愛でてこそ。ぜひとも足を運んで楽しんでみてくださいね。
イルミネーション
kisaradu_donna01.jpg 正面ゲートから入ってすぐのフラワーステージにある、タワーとアメジストセージのライトアップ。アメジストセージは11月末まで見られるかどうか? という微妙な時期なので、お出かけの際はホームページなどで開花状況を確認ください。
今年のイルミネーションイベント「FLOWER FANTASY 〜光の花の庭〜」は、合計180万球を使って多様な作品で感動を提供してくれます。イルミネーションの取り組みを始めた2001年当初は6万球でスタートしたとのことですから、11年の間に球数ベースで30倍の規模になったわけですね。とはいえ「球数だけで勝負するつもりはない」と強い意志を感じさせるコメントをされたのがスタッフの方。なんでも、球数を増やすことは比較的容易だそうですが、それだけではどうしても味気ないものになりがちだとか。これも11年のノウハウの蓄積からもたらされた金言でしょうか。
すべての作品にテーマであったり、ストーリーを持たせることに腐心されているようで、音の演出にもこだわっているとのこと。しかも、すべてのイルミネーションが自社スタッフによる手作りだそうです。足場などの高所作業は例外ですが、企画からデザイン、施工、維持管理まで完全内製。お花の世話からイルミネーションのメンテナンスまで、一手に引き受けるスタッフのみなさんのマルチタレントっぷりは、まさにワールドクラス! ぜひ世界に向けて輸出していただきたいものです。
このイルミネーションイベントは、来年2013年1月27日までの期間の予定で、期間中は3つのテーマで演出が切り替わる予定です。取材日のテーマは「〜光とアメジストの融合〜」で、アメジストセージとイルミネーションのコラボレーションが楽しめました。11月下旬には「〜クリスマスファンタジー〜」に切り替わり、クリスマスムード満点で盛り上げていくとのこと。さらに元旦からは「〜光と冬ボタンの競演〜」のテーマとなり、イルミネーションイベントもクライマックスを迎えます。ぜひ足しげく通って、3つのテーマすべてをコンプリートしましょう。約束ですよ!
● レインボーマジック
2011年に登場した光の壁画です。使用している電球の数は20万球。ヒマワリの花が咲く田園風景に嵐が起こり、その後大きな虹がかかります。横幅はなんと45メートルです!
● スノーワールド
2010年にデビューした光の壁画です。サンタさんと雪だるまを主役にしたハッピー感満点の作品で、聖夜を前にした教会が冬の雪山に静かに佇む様が美しいです。雪が降りオーロラが現れる演出にも注目!
● 神秘的な大藤
花の季節の主役でもある1200畳敷きの大藤にイルミネーションでお化粧をした作品です。紫の色はもちろん藤色を表現したもの。多くの人を魅了する藤のあの色を表現するため、スタッフの方々が1球1球着色しました。微妙な色合いになるように調節を繰り返してたどり着いた完全ハンドメイドの作品です。風がふいたときの揺らめく様と、水面への映り込みは息を呑む美しさ。春になったらまたこの色を見たい、そう思わせてくれる見事な作品です。
● ベネチアの街並
池のほとりに再現されたベネチアの街並です。水面への映り込みが幻想的な雰囲気を演出してくれています。ゴンドラに乗ることもできるので、記念撮影のスポットとしても最適です。
● 光のピラミッド
大地と太陽、自然、空、平和をイメージした5つの光のピラミッドです。水面への映り込みでいろんな表情を見せてくれます。遠くから見てよし、近くによって見てよしの作品です。
● きばな藤のトンネル
育成の難しいきばな藤のトンネルにイルミネーションでお化粧をした作品です。このトンネルを通ると、全身がきばな藤のイルミで包まれるような不思議な感覚が楽しめます。奥行きのある作品なので、ぜひ実際に見て楽しんでみてくださいね。
● 白藤のトンネル
大藤と同様に栃木県の天然記念物として指定されている白藤。多くの有名な藤は巨木なことが多く、1本の樹で広大な面積を覆うようなものが多いのですが、こちらの藤は25本の藤の集合体です。この藤をイルミネーションで装飾してあるのですが、きばな藤のトンネルとちがって直線状のフォルムが特徴。足元には花の形をした愛らしいイルミネーションが配置されています。思わず手をつないで歩きたくなるような場所で、取材日も多くのカップルの方が手をつないで仲良く歩いてらっしゃいました。うらやましいですね。
● 日本の四季「こころの故郷」
園内の最奥部に今年デビューした作品です。使用している電球数は30万球。広大な3500平方メートルの敷地に、春夏秋冬をイメージしたイルミネーションと、壁面に同じく四季をテーマにした光と音による作品が配置されています。壁面の作品は、2分と5分の2バージョン用意されているので、ぜひ両方とも見てくださいね。
● イルミネーションタワー
園内に3本あるイルミネーションタワーのうち、もっとも大きいものです。園内の中心に配置されていて、どこにいても見えるパークのシンボルとなっています。その高さは23メートル。水面への映り込みも美しく、桟橋から見るタワーの美しさは必見です。
● フラワーカーペット
kisaradu_donna01.jpg 藤棚にイルミネーションの装飾を施した作品で、足元には無数の花の形をした電球が散らされています。光り輝く屋根の下で見る可憐な花のイルミネーションも愛らしいですし、ちょっと離れて水鏡に映し出されるシルエットを愛でるのもよいでしょう。水面に張り出したウッドデッキには、休憩場所も用意されています。
● 花占い
今年デビューした体感型のイルミネーションです。日本の四季「心の故郷」に隣接して配置されています。占いをスタートさせると、音楽とともに花占いが始まり、結果に応じた光の演出が見られます。
● トナカイとソリ
スノーワールドの下に位置するイルミネーションです。トナカイが牽いているソリには実際に乗ることができるので、記念写真を撮影するのにも最適です。
● 愛の鐘&幸せの鐘
2011年に登場した体感型イルミネーションです。入り口にスイッチが用意されていて、ピンクの演出の愛の鐘と、イエローの幸せの鐘があります。それぞれ鳴らすことでご利益があるとか。場所はイルミネーションタワーの目の前です。ドーム状のイルミネーションになっていて、独特の包まれ感を感じながら鐘を鳴らします。
● 銀河鉄道
レインボーマジックの左隣に位置する壁面作品です。宮沢賢治の童話作品『銀河鉄道の夜』をモチーフにした演出となっていて、蒸気機関車の汽笛の音も再現されています。遠くからみると、星が流れる演出が効果を発揮して、機関車が動いているように見えます。
● フラワーステージ
園内に入るとすぐにあるのがこのフラワーステージ。ハスの花が浮かぶ水路と暖色系のイルミネーションが荘厳な雰囲気をかもし出しています。雰囲気に飲まれてぼーっと歩いていると、水路に落ちちゃうかもしれないので、くれぐれも気をつけてくださいね。
スポット情報
● 所在地
栃木県足利市迫間町607
Tel:0284-91-4939
自動車でのアクセスはこちらから
● 営業時間(2部制)
09:00〜15:00、15:30〜21:00(土日祝は21:30まで)
※営業時間は季節により異なります。上記は2013年1月27日までのものです。営業時間の詳細はこちらから
● 休館日
12月31日、2月第1水曜日〜木曜日
● 入園料
大人:600円/子供:300円
※入園料は花の咲き具合により変動します。上記は2013年1月27日までのものです。
入園料の詳細はこちらから
● 駐車場(300台)
無料。臨時駐車場あり。
公式ホームページはこちら